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]]>その上司というのが怪談好きで、飲み会の最中についつい怪談話で盛り上がっていた時のことです。
「最近うちに転職してきたAさん、知ってるでしょ」
と上司が楽しそうに語ってくれました。
私もよく知っている方なんですが、その方の親戚さんがしばらく前に亡くなられました。
法事が終わって数日後、その方と飲む機会があったらしく「大変だったね」などと言いながら飲んでいたそうです。
しかしAさんは
「いえ、大変なのは今ですよ」
と。
上司は「どういうこと?」と、何か問題があるのかと焦ったそうなのですが、Aさんは苦笑しながら「信じてもらえるかどうか・・・」と前置きをして続けたそうです。
「あれから見えちゃうんですよ、その親戚が」
それを聞いて怖い話かとワクワクしたらしいのですが、次の言葉に肝を冷やしたそうです。
「法事が終わってから、開発室の天井に親戚が張り付いてて・・・。たまに僕を見下ろしてるんですよ」
もちろん開発室というのは私もその上司も一緒に働いている部屋。
「仕事ぶりを心配されてるんですかねーw」と笑いながらAさんは言ったそうですが、上司は久しぶりにぞっとしたと言っていました。
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]]>幼少期の夏の話です。
わたしは田舎に住んでいます。
近くには公園さえないような所です。
近所に同い歳の子供はおらず、両親は仕事でいない日々が多かったです。
幼い私は寂しくて、よく山に入って散歩していました。
山の中は涼しく、更に様々な音がして心地よかったのです。
木々のざわめき、誰かの話声、風の音。
私はそれらが大好きで、毎日のように山に行っていました。
ある日、いつもの様に山を歩いていると1人の女性がいました。
空色のワンピースに白いサンダルを履いた女性でした。
私は初めて人と出会ったので吃驚していました。
すると女性は「こんなところに来てどうしたの?」と聞きました。
遊んでるの、と答えると女性はニッコリと笑いました。
「あっちに素敵なところがあるの」そう言って、私の手を取りました。
真っ白な手でした。しなやかな手は力が強く、とても冷たかったです。
女性は優しく私の手を引いて、いつもは行かない山の小道へと逸れていきます。
どんどん歩きにくくなっていく道と、知らない光景。
幼い私は山道を誰かのペースで歩く苦しさと、女性への得体の知れない恐怖に泣き叫びました。
火のついた様に泣き叫ぶ私を見ること無く女性は更に歩いていきます。
暫く歩いて女性が立ち止まった所は何も無い所でした。
森の中、丸く土地が開いているのです。
私はあの丸い所は何だか嫌だと思って更に泣きました。
女性はいつの間にか私の手を離して「こっちへおいで」と丸く開いた土地の所で手招きをしています。
白い手が、ゆらゆら、ゆらゆら、揺れて私を招いていました。
不思議と涙が止まって、それに見惚れて、足を1歩踏み出そうとしました。
するとあげた足から靴が落ちました。
私は靴を履き直して、もう1度女性のそばによろうとしました。
するとポトリ、とまた靴が足から離れて地面に落ちるのです。
また私は履き直しました。でも、2回も同じ事が続いたので女性の傍によるべきじゃない、やっぱりアレは怖いものだと思いました。
でも女性はゆらゆら、ゆらゆら、手招きを続けて誘うのです。
それを見ていると何だか頭がふわりとして、近づきたくなるのです。
少しだけ、とぼんやりした頭で一歩踏み出そうとすると足が動きません。
それどころか、肩を誰かに掴まれて後ろへ引き下げられました。
背後から、しゃがれたお爺さんの声がしました。
「早く帰りなさい、此処はあぶないから、帰りなさい〇〇」
お爺さんは私の名前を呼びました。
その瞬間、弾かれるように私は来た道を走って戻りました。
走って走って、いつも遊んでいた場所にたどり着いた時に何が起こったのか考えましたが当時の私にはわかりませんでした。
それから数10年が経ち、御先祖様のお墓参りに行くことになりました。
最初に記載したとおり、私の住んでいる場所は田舎です。
その年は例年参ってる墓地ではなく、山へと入っていきました。
幼い頃、私が遊んでいた山でした。
進む道は、あの日幼かった私が女性に引っ張られて進んだ道でした。
たどり着いた場所は、あの日女性が私を連れてきたところでした。
其処は墓地だそうです。昔の墓地で、土葬されている方が沢山残っているそうです。
だから、決して開けている空間に行っては行けないと言われました。
下手をしたら棺桶の蓋が腐っていて、落ちてしまうかもしれないから…と。
あの時、女性は私を連れていきたかったのか。
どうして今風の格好をしていたのか。
あの時、助けてくれた人は誰なのか。
どうして名前を知って読んだのか。
そのどれももわかりません。
ただ、今でも空色のワンピースを見る度にドキリとします。
皆様もどうぞ、お気をつけくださいね。
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]]>以下Wikipediaより
青山播磨守主膳の屋敷があった。ここに菊という下女が奉公していた。承応二年(1653年)正月二日、菊は主膳が大事にしていた皿十枚のうち1枚を割ってしまった。怒った奥方は菊を責めるが、主膳はそれでは手ぬるいと皿一枚の代わりにと菊の中指を切り落とし、手打ちにするといって一室に監禁してしまう。菊は縄付きのまま部屋を抜け出して裏の古井戸に身を投げた。まもなく夜ごとに井戸の底から「一つ……二つ……」と皿を数える女の声が屋敷中に響き渡り、身の毛もよだつ恐ろしさであった。やがて奥方の産んだ子供には右の中指が無かった。やがてこの事件は公儀の耳にも入り、主膳は所領を没収された。
その後もなお屋敷内で皿数えの声が続くというので、公儀は小石川伝通院の了誉上人に鎮魂の読経を依頼した。ある夜、上人が読経しているところに皿を数える声が「八つ……九つ……」、そこですかさず上人は「十」と付け加えると、菊の亡霊は「あらうれしや」と言って消え失せたという。
僕的には襲ってくる訳ではないところが恐怖ポイントです!
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]]>マイク吹いたり、相づちが入っていたりと、ちょっと聴きにくいかもですが、内容はなかなか……
左右に揺れる女のくだりなんかは映像化したらかなりクるのではとww
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