-
-
まさる さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 5か月前
#呟怖
真夜中過ぎの友人宅で、霊感について話した時のこと。私「生まれつきないよ」
友人「…1つ訊きたい。お前ここに来る前に何人すれ違った?」
私「えっ、大体20人位…」奇妙なことに気がついた。この時間帯の住宅街にしては多すぎる。何より、全員歩き方が、全く同じだったことを思い出した。
-
まさる さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 5か月前
#呟怖
村八分を受けると、火事の時か葬式の時しか相手にされないと、一般的に言われる。あまり知られてないが、村落によっては、食糧に選ばれた時も含む、村七部の場所が、今もどこかにあると言う。 -
まさる さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 5か月前
#呟怖
薄暗い部屋で、少女は拘束された男の口から自分の口を離した。男は躊躇なく、口移しされた「それ」を咀嚼した。舌に絡まる脚、口蓋に吸い付く翅、甲高い鳴き声が喉の奥に消えていく。少女は薄目の三白眼で満足そうに微笑み、次の虫を自らの口に含んだ。男は歓びに震え、雛鳥の如く口を開けた。 -
まさる さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 5か月前
#呟怖
階段を降りると、あなたは通信機のある部屋に着いた。そこでは、1つだけ願いを叶えてもらうことができる。脱出も可能、それ以外も可能だ。あなたは、通信機の前に立つと、生気のない目で、静かにこう言った。
「堕りたい」と。
あなたは、再び階段を下りて行く。終わることのない階段を…。 -
まさる さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 5か月前
#呟怖
少女は笑顔で後1本と言うと、
男は嬉し泣きして指を差し出した。 -
-
一ノ瀬 彩 【公式】秘密結社のせ民 さんと まさる さんが友達になりました 4年 11か月前
-
まさる さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 4年 12か月前
#呟怖
「去年、新しい左目を移植されてからか。
盲点の辺りから、奴らに狙われている気がする。
1度気になると、もう何も手につかねぇ。
眠れない。
気が狂いそうだ。
ええい、ままよ。」被験者が自らの左目を潰した瞬間、中から奴らが溢れ、頭部を喰い尽した。
血潮も絶叫も、全て飲み込まれ…。 -
まさる さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 4年 12か月前
#呟怖
地方支社に飛ばされて8年目の頃。夜勤中に、何かを取りだそうと抽斗に手をかけたが、違和感を覚え、顔を近づけた。
中からは、断末魔、命乞い、罵詈雑言が微かに漏れてきた。
「この声!?」
抽斗を開くと、いつもの中身だった。
私はホッとした。「社長、やっと地獄に堕ちたんですね。」
-
-
moritamasaru added a Photo 4年 12か月前
-
-
まさる さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 4年 12か月前
#呟怖
「外が、どうも騒がしいな。」
ベランダから聴きなれない声が聞こえる?窓を恐る恐る開けてみると、オウムが屋根に鎮座していた。
「どうした。逃げてきたのか?」
と茶化してみた。「アンタハモウ、ヨウナシ。」
と言い残し飛んでいった。昔、私が手にかけた不倫相手の最期の声色だった。
-
まさる さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 4年 12か月前
#呟怖
私が育った集落には禁足地があった。
大人達は、大蛇や底無し沼等、嘘の噂を流し、お定まりの脅し文句で子供を遠ざけた。幼い私が、好奇心に負け、覗いたものは…
噎せ返る息、弾む肉体、家畜のお面を着けた男女と異形の野合だった。
「ここの子じゃなくなるよ。」
脅しは嘘ではなかった。
-
まさる さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 4年 12か月前
#呟怖
「屋上から、患者さんが飛び降りたらしいよ。」
「嘘でしょ!?」
「朝になって気づいた時には、血溜りだけだったって。」
「えっ、生きてたの?」
「それがね、引き摺った血の痕を辿ると、この建物のすぐ裏の隙間に続いてたのよ。」
「嘘!?あそこ猫も入れない位狭いじゃん。」入院棟の噂話より
-
まさる さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 4年 12か月前
#呟怖
俺には、生前の記憶が残っている。俺は長い顎髭の老人で、2人の幼児に手を引かれ、裸で河原を歩いていた。白い枯木の前に着くと、頭に水を注がれ、瞼を閉ざされた。
次に目を開けたら、俺はお袋に抱かれた赤子だった。
あの子らの手の温もり、忘れられんなぁ。
ある末期患者の回顧録より
- もっと読み込む