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  • てんゆう(天有顕道) が更新を投稿 4年 8か月前

    それは12年ほど前、結婚生活にピリオドを打つ前、実家に引き揚げていた時の話です。
    その時、実家は私と弟が家を出てたので増築した部屋を再度減築し各部屋のリフォームや地震対策の補強
    の最中でした。

    2階のリフォームされたばかりの部屋は6畳和室部屋と8畳和室部屋は1部屋のリビングとして父の娯楽室に
    なる予定の部屋を仮寝室として寝泊まりさせてもらうことになりました。

    夜寝ていると自分は何故か教会の長椅子に座ってまどろんでました。
    そこへ一名の初老のおばちゃまがやってきて「皆さん移動しますよ~」っと言うと周辺にいたミサに参加していた
    信者らしき人々はそのおばちゃまに促されるよう前方の出入り口から出て行った。

    そして「あなたもいらっしゃい」と近づいてくる。
    ドンドン近づいてくる。
    そこで気が付いた、この顔はお面だ。
    お面の奥から別の顔が覗いている。
    しかもお面が割れ始めた。

    夢の中とは言え真言を唱え最後に「喝~!」

    半身を起こした状態で右手は数珠でも握ってたような感じで目を覚ました。
    深夜の二時
    向こうから真っ黒い影がこちらへ向かってくる。
    思わず反射的に思いっきり睨みつけてしまった。
    相手は膝を崩して消えていった。

    結婚時代完全に無くなっていた霊能力が復活してしまったんだな。