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  • 暁闇 が更新を投稿 7年 1か月前

    先日のまー@運営さん主催イベント「そろそろ最怖を知りたい」でポチッと紹介した京極夏彦氏の「厭な小説」。
    本棚を漁って発見してまいりました。
    どうよ、この汚れ具合。決して「経年劣化」じゃありません。
    購入した時からこの感じなんです。
    予想のはるか斜め上どころか「明後日の方角」から攻めてきた、やたらと凝った装丁。
    わざわざ古色をつけ、紙の破れ具合や汚れなどを再現しています。
    3枚目の写真なんですが、ピンぼけで……これ、ページに挟まって潰れている「蚊」です。もちろん印刷です。
    使われている紙質はコンビニにあるワンコイン・ムック本みたいな感じの粗い手触り。
    そしてこの紙の感触と同じようにザリザリと神経を逆撫でする「厭な」話のオンパレード。
    「これでもか!」と押し寄せてくる不快感に、読み終わったら頭から布団被って丸くなる程ですよ。
    「そんな事言ったって、大したことないんでしょ?」
    そう思った、そこのアナタ!
    そんなアナタにこそ手にとって頂きたい!!!