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  • てんゆう(天有顕道) が更新を投稿 1年 1か月前

    疱瘡(ほうそう)神社

    プロローグ
    もう3~4年前コロナという名前すら知らなかった時の話ですが、いろいろあり転職し初出社まで2週間ほどあったので、
    小田原大雄山最乗寺にお参り&箱根温泉二泊三日の旅を計画した。

    新幹線で小田原に着き小田原より箱根登山鉄道に乗り換え出発を待っているその時、賑やかに喋っている方が列車に乗り込んできた。
    威風堂々と言えばいいのか?胸に配信用の携帯に身長は優に180センチを超え体重も100キロ越えた巨漢

    喋っている内容から箱根旅行に来たツイキャス配信者であることが判った。

    私の心の声「私の顔を映すなよ~(カメラに撮られるのが苦手)」彼は周りの乗客に気遣ってか乗降口で配信を継続した。
    箱根湯本で彼は降車し、私はスイッチバック(乗務員が車掌席と運転席を交互に移動し電車が登山する)をする列車に乗りたくて
    奥に停車している列車に乗り換えに行くこととしたら、視聴者にこれからどこに行くか相談されていた彼がいた。
    そして知らずに移動した私はモロに写ってしまった・・・・。

    宿泊地で何気に調べたらツイキャス、ニコ生、YouTubeで知る人ぞ知る超有名な大物配信者だと知り、ツイキャスで同じ列車に乗ったことを
    行きつけのツイキャス部屋?でコメントしたらかなり羨ましがられたりもした。

    2020年春が来る頃、新型コロナウイルスが爆発的に蔓延し、あの「志村けん」さんはじめ大勢の命を奪い猛威を振るい始めていた。

    エピローグ(これよりの話は霊能者の空想とでもお考え下さい)

    2020年夏が来る頃、あの大物配信者もフォロワーのリツイートで感染を知った。
    リツイートの彼の顔写真を見たが、霊能者の私が視るまでもなく「死相」を感じる。
    しかも時間があまりない。
    同じ列車の同じ車両に居合わせた縁だ!と勝手に霊視を始める。

    霊視結果・・・私以外のファンの者が京都八坂神社に三峯神社(埼玉秩父)の眷属様と共に参って護摩木(ごまき)に
    彼の名前を書き病気平癒祈願する。・・・・無茶苦茶な要求(´・ω・`)

    幸いなことに春に私は埼玉県秩父市にある三峯神社に参拝し「御眷属拝借(ごけんぞくはいしゃく)」していた。
    次は私以外のファンの者が八坂神社へ参拝に行ってもらうこと・・・思いつくのは一名いたがファンである保証がない

    早速ツイキャス配信者A氏のライブ部屋を訪ね大物配信者の事を尋ねファンであることを知り、用件を切り出した。
    無論、三峯神社のご眷属さまの件は伏せて・・・
    私「あなたが八坂神社で大物配信者の病気平癒を祈願してみたらどう?」
    A「え~~~」(いかにも面倒くさそうな発言)
    私「生配信でしたら見てくれている方は人情厚い人と受け止めてくれるよ」
    A「う~~ん」(少し興味を示した)
    私「○○Aは漢(おとこ)でござろう」
    彼は生配信しながら八坂神社に向かった。
    八坂神社に到着し鳥居をくぐった瞬間彼の腕にしていたパワーストーンが切れバラバラと落ちた(*´Д`)アッ説明するの忘れた。説明する気もなかったし、まあいいか
    後方にいた御眷属2頭が鳥居前から先行し平然と鳥居をくぐった事で神社の神々が驚いたらしい・・・
    彼は動揺しまくったが、兎に角にも護摩木に大物配信者の病気平癒を書いてもらうことだけ考えた
    そのころには八坂の神々も真意を理解していただけたようだ。
    彼が護摩木を奉納した瞬間、自分にしか聞こえなかったと思うが神主さんの声で「ききとどけたり」と聞こえた。

    それより後に彼は奇跡的に病状が回復し今でも元気に配信をしている。
    何処で知ったのか義理堅いというのか回復してからAのライブ配信中に訪れ、お礼を言った後、お茶爆を投げていったとか、
    まあ、何はともあれよかった。

    八坂神社(疱瘡神社)

    平安京遷都(794年)以前より鎮座する古社。素戔嗚尊(すさのをのみこと)を主祭神とし、全国にある八坂神社や素戔嗚尊(イザナキノミコト)を祭神とする神社3000余社の総本社です。
    祇園会のおこりは疫病神のたたり(御霊)を鎮め,暴れまわらないよう,すみやかに退散するよう祈ったのが起源です。
    今から約1100年前の事ですから当時「天然痘」の治療方法など有る筈もなく神の怒りと捉え神として祀ればよいって考えです。

    三峯神社

    関東随一のパワースポットとして有名な「三峯神社」。埼玉県の秩父にご鎮座する神社で知る人ぞ知る神社です。
    ヤマトタケルノミコトが創設した神社とされている神社に感動した日本武尊はイザナギノミコトとイザナミノミコトを遣わしたとされる。
    鬼滅の刃の聖地としても三峯神社は注目されています。