-
-
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
引き出しを開けるとセロハンテープがあった。
そのテープには誰がどうやったのか真ん中ぐらいの層に拙い字で文が書いていた。“くゎしまが死んだ 迎えにこい”
そう読めた。
『くわしま』という名前に心当たりはない。
#呟怖 -
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
お題『影』
私は下を見て歩くのが好きだ。
そうすると前を見て歩くだけじゃ見えないものが見えてくる。
目に映るのは無数の影
行き交う人の影
鳥の影
電柱の影
そして__魚の影。
魚達は大小様々で時折別の影を喰う。
小さい魚は小鳥等を
大きな魚は人間を
喰われた者は世界から消えてった。
#呟怖 -
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
酷い空腹感で目が覚めた。
ここは…病室?
_お腹がすきましたか?
男。医師が問う。
ええと私が答える。
_それは貴女の子の気持ちです。
…え?
_貴女が見捨てた子の感覚です。
何故そんなこと…!
_病院食をどうぞ。後頭部から『あの子』の声がする。
_貴女に処方したのは
__二口女です。
#呟怖 -
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
僕のバイト先の飲食店では時たまに食洗機の中に古い錆びた工具が入っていることがある。
これを見つけた時は触らずに1度蓋を閉めて空洗いするというのがルールだ。すると工具は消える。
以前スタッフの1人が工具に触れたところその場で手が腐り落ちたという。#呟怖
-
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
_終点。終点ですよ。
しゃがれた声が僕を揺さぶる。
しかし僕は頑なに目を開けない。_終点ですよ。終点。起きてくださいよ。
目を開けない。
_終点。終わりです。次はありません。
開けてはいけない。だって…
_早く目を開けてくださいよ。
だって僕は電車になど乗っていないのだから。
#呟怖 -
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
友人にすぐ物を壊す奴がいる。
カバン、自転車、ゲーム機、本…
彼の持ち物はすべてボロボロ。
別段荒く使っている様子はない。それでも壊れる。パウリ効果の一種か?
この間彼と買い物をしていた時に彼が手に取ったスプーンがみるみる錆びていった時はさすがに笑った。
勿論、お買い上げだ。
#呟怖 -
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
食べようと焼いたホタテの中で小さな人の形をしたものが死んでいた。
もしかしてこの貝はヴィーナスの幼体だったのか?
#呟怖 -
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
『1968年アセリコにて』という小説がある。
内容はSFや戦争小説と言われているが詳細不明。
以下これに関する噂
・書き終えてすぐに作者が病死
・発売直後に担当編集者が事故死
・一年後に出版社倒産、社長が自殺
・読者が次々と変死
・いずれの場合も傍らに「アセリコにて待つ」と遺書あり
#呟怖 -
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
「間違えたボタンの消し方って知ってる?」
エレベーター内でカップルが話をしている。
「長押しで消えるんだよ。」
「ええー!すごーい!」
おい待て、それは俺が押した…そうか…そういや俺死んでたんだった…。
キャンセルされたボタンのランプと共に俺の意識は消えた。#呟怖
-
NEN-ネン- さんが投稿「✵ 呟怖王 2018 SUMMER ✵」にコメントしました。 5年 7か月前
「うちに人が来たらこんにちはって挨拶するんやで。」
父親は自分の息子にそう教えた。
その日から息子は玄関の前で『こんにちは』と丁寧にお辞儀をして挨拶をするようになった。「こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。…」
誰もいない玄関に向かって何度も何度も。
#呟怖
#返怖 可 -
@yagisaki009
友達申請ありがとうございます。
怪談朗読チャンネルの八木崎第九さんですね。いつも上級者向けの怖い話楽しんで観させていただいています。
今後ともよろしくお願い致します。 -
-
一ノ瀬 彩 【公式】秘密結社のせ民 さんと NEN-ネン- さんが友達になりました 6年前
-
ピクシブで創作怪談を投稿しました。
拙い文章ですが宜しければ読んでいただけるとありがたいです。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9386007 - もっと読み込む