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ららとむん さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 6か月前
「ほほう…良い車ですね」
「ありがとう。孫が作ってくれてね」
「あなたのバイクも素敵ですよ」
「最近は飛行機が…」
「やはり私は馬がしっくりくる」
「このロボットはどうやって動かそうか…」
今日はお盆。様々な形をした精霊馬が家族の元へと帰っていく。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 6か月前
私はどうも同期のA子に嫌われているらしい。話す時も全く目を合わせてくれず、態度もそっけない。
数年後私は会社を辞める事になったのだが、送別会の後でA子が話しかけてきた。
今まで感じ悪くてごめんね。だって…あなたの後ろにいる男の人がいつも私の事を睨んでくるんだもの…
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 6か月前
コンビニで働いてた人ならわかると思うんだけどさぁ、冷蔵庫に入って補充する時ってさ、飲み物取りにきたお客と目があう時ってあるじゃん?あれ結構気まずいんだよねー
一緒に入ってた先輩にマジ気まずかったすわーって言ったら
「さっきから誰も来てないよ…」
って言われてさー… どうしよ…
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 6か月前
深夜、自販機で飲み物を買って取り出そうとしたら人の手が出てきた。
驚いたオレは腰を抜かした。そしてその手はゆっくりとオレに近づいてきた
「く、来るなぁ」
よく見るとその手にはオレが買った缶ジュースが握られている
その手はオレにジュースを渡すと消えた。
「いい幽霊だったのかな…」
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「† 呟怖王 2020 †」にコメントしました。 3年 6か月前
「幽霊を見ることはラジオを聞くことと似てるんだよ」
ーそんな事を言っていた友人がいた
彼曰く幽霊を見るには自分と幽霊の周波数が合えば見れると…だけど当時の僕は正直あまり信じていなかった。
あれから何年たっただろうか
「カチッ」
僕の頭の中で何かが噛み合う音がした。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☾ 呟怖王 2019 SUMMER-AUTUMN ☾」にコメントしました。 4年 6か月前
夕方になるとおっきな黒い鳥居が現れて、そこをくぐるとあっちの世界に行ける、僕が子供の時そんな噂が流行った。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☾ 呟怖王 2019 SUMMER-AUTUMN ☾」にコメントしました。 4年 6か月前
「ワタシキレイ…?」
「き、きれいです…」
「これでも…?」
女はマスクをとると耳まで口が裂けた顔をしていた。
私もマスクを外した。
「あなたも…?」
「お互い大変ですね…」
私の顔も耳まで口が裂けている。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☾ 呟怖王 2019 SUMMER-AUTUMN ☾」にコメントしました。 4年 6か月前
報告書No.047「影おじさん」
聞き込みによると全身が逆光を浴びたような黒い男の姿であり、夕方時の目撃情報が多い。特に子供を襲い、襲われた人物はあっちに連れていかれると言われている。
調査対象が連れていかれた可能性もあり。引き続き調査を続行する。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☾ 呟怖王 2019 SUMMER-AUTUMN ☾」にコメントしました。 4年 6か月前
「ばあちゃん、なんでいつも昼に行かないで、夕方にお墓参りに行くの?」
「それはな、暗くなるとあの世との境目があやふやになるって昔から言われとってな…」
「だからじいさんにも会える気がしてな…」
ばあちゃんはちょっと寂しそうに呟いた。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 5年前
「先輩、なんで雨も降ってないのにワイパー動かしたんです?」
「いいのよ。もうすぐ降るから」
僕は釈然としなかったが、その後本当に雨が降り出した。
「なんでわかったんですか?」
「今日はおめでたい日なのよ」
そう言った先輩は車内に飾ってあるイチョウの栞を眺め、優しく微笑んでいた。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 5年前
昔、地元の山で子供が行方不明になった事があった。
幸い次の日には見つかったのだが、救助された子供が妙なことを言っていた。
「おきつねさんがたすけてくれたの」
そう言って大きなイチョウの葉を見せた。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 5年前
ある雨の日、僕は自転車で帰っていたのだが急にペダルが重たくなった。
その瞬間鳥肌がたった。
「乗せて…」
か細い女の声が聞こえた。
「…どちらまで?」
気が動転した僕はそんなことを言ってしまった。
「駅まで…」
無事駅に着くとペダルが軽くなった。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 5年前
夜中にそっと家を出ます。
どうやら私は他人には見えないものが見えるらしい。そのせいでいつも一人だ。
でもこの時間だけは一人じゃない。周りに気を使うことなく話すことができる。
他の人には見えない私の友達と。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 5年前
「水たまりは別の世界への入り口なんだよ」
そう言い残して行方不明になった友人がいた。
足元からパシャと水の弾ける音がした。
「今日もダメか…」
あれから水たまりを見るとついつい飛び込んでしまう。水たまりに飛び込めばまた彼に会える、大人になった今でもそんな気がしてならないのだ。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 5年前
「おかえり。あらその子は…?」
「何を言って…うわぁ!?」
バタバタと家の中を何かが走り回る音がした。
「あなたについてきたのかしら?じゃあご飯をもう一人分用意しないとね」
妻はあっけらかんに言った。
その日から僕の家は少しだけ賑やかになった。
#呟怖 -
ららとむん さんが投稿「☬ 呟怖王 2019 WINTER-SPRING ☬」にコメントしました。 5年前
「くそっ…振り切れねぇ…」
走り慣れた峠道。誰かがオレを追いかけている。
急カーブが目の前に迫り、オレはブレーキを踏んだ。
その瞬間、何ががヘッドライトに照らされた!ーそれはババアだった。
ババアはニヤッと笑い、闇の中に走り去っていった。
オレはその日限りで走り屋を辞めた。
#呟怖 -
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