みなさんどうも、管理人です (∩’-‘⊂)
最近Twitterで突如として始まった『呟怖』という一つのムーブメントをご存知でしょうか?
ツイートに『#呟怖』というタグをつけて、1ツイートに収まる小粒なホラー・怪談作品をみんなで自由に投稿しようという試みで、実話怪談・創作ホラーなどすでに多数の作品が日々増殖中です。
投稿された呟怖作品は下記リンクから読めます。
https://twitter.com/hashtag/呟怖
実質最大136文字以内でいかに怖い話を投稿できるか。この文字数なら誰でも手軽に参加できてしかもこの136文字という障害によって、いろんな発想や工夫が勝手に引き出されて洗練されていくようでとにかく楽しいんです。
ということで、呟怖のポテンシャルと楽しさに魅了されてしまったので、呟怖を、ひいてはホラー・怪談界隈を盛り上げるイベントを企画してみました。
『呟怖王』
第一回目となる『呟怖王 2017 SUMMER』では、審査員として同じく呟怖に魅了されブログ記事まで書いてしまったヤミツキテレビさんに参加いただきました!
みなさん、Twitterに『#呟怖』というタグをつけて呟怖を投稿し、投稿した内容をこの記事のコメント欄に貼り付けて応募してください。
応募作品は全て管理者とヤミツキテレビさんにて審査を行い、優秀作品をヤミツキテレビさんが実際に朗読して発表します。また、優秀作品には賞品を用意してあります。優勝者にはなんと超最新の栄誉『呟怖王 2017 SUMMER』の称号とトロフィー(的なやつ)を贈呈します!
クリエイターさんもリスナーさんも読者さんもオカルトファンも、全員にチャンスのあるガチンコ勝負ですので、奮ってご参加ください!
・優勝:1作品
★アクリルトロフィー
☆ヤミツキテレビ朗読
・ヤミツキテレビ賞:1作品
★ヤミツキグッズ(中身は秘密)
☆ヤミツキテレビ朗読
・猫獄山賞:1作品
★あんコのつらみキーホルダー
☆ヤミツキテレビ朗読
・優秀賞:3作品
☆ヤミツキテレビ朗読
◆審査対象期間
2017年9月3日(日)のコメントまで
◆審査員
◆投稿方法
Twitterに『#呟怖』というタグをつけて怖い話をツイートし、投稿した内容をこの記事のコメント欄に貼り付けてをコメントしてください。何作品応募いただいてもOKです。創作、体験談など自由に投稿してくださってOKです。
『#呟怖』という文字と文章との間には半角スペースもしくは改行が必要ですのでご注意ください。
※本記事へのコメントには猫獄山へのログインが必要です。ログイン・メンバー登録がまだの方はこちらから。
新たなホラー・怪談のムーブメントをぜひみんなで育てて盛り上げましょう (ФωФ)ノ
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挑戦して見るかねσ(≧ω≦*)
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やろうっす!w
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過去作のコピペでもいいんでしょうか?
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エム☆にゃんさんいらっしゃいませー!第一回目なので期間に指定はありません!過去作全部大丈夫でーす!
そしてよろしくお願いしまーす (ФωФ)ノ
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#呟怖 「おーい」毎晩この時間になると上階の住人が何かを呼ぶ声が聞こえる。ペットでも飼ってるのか?と最初は思ったが、入居から1年ずっとこの調子だ。気味が悪いが安い家賃と好立地を理由に住み続けている。ある日「はーい」と返事をしてみた。それ以来ドアの前から呼ばれるようになった。
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友人に妙な傘の差し方をする奴が。まるで隣に誰かいるように半分横にずらすのだ。曰く事故で亡くなった彼女を忘れられず今でも隣を空けているのだとか。感動的な話だ、視えない奴からするとな。俺には視えてしまう、筆舌に尽くしがたいモノが。あいつは知っててやってるのか?それとも… #呟怖
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ふと目がさめるとちょろちょろと水の音がする。起き上がり水の音へと引き寄せられる。風呂場だ。そこには青い月明かりにさらされた子どもの腕。青白く光る腕にはなにやら描かれている。お経か?そのお経の様なモノを腕は懸命に洗い流そうとしているのだ。少しも怖くはない。アレは弟のものだから #呟怖
ほず @umuumu8 さんより代理で投稿
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#呟怖
『呟き』
一仕事終え、布団に入り目を閉じると呟くような声がした『タスケテ……』
気のせいだと思い寝返りを打つ
すると何かに腕を掴まれ目を開けた
血だらけの男が僕の腕を掴んでいた…
先程刺殺したはずの、この家のご主人が虫の息で這いずっていたのだ。
僕はトドメを刺した。
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#呟怖
『オネショ』
40を境に、恥ずかしい話しだが最近オネショをしてしまうので寝るのが怖い案の定夜中の3時に布団がビチョビチョで目を覚ました…
布団を干そうと灯りをつけ布団をめくるとそれは先程メッタ刺しにした妻から流れ出る血液だった
私はホッと胸を撫で下ろし電気を消した。
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#呟怖
『寝顔』
朝目が醒めると僕の横には愛しい君の寝顔がいつもある
君に恋したのはいつだったろう?
君に告白したのはいつだったろう?
君の寝顔を初めてみたのはいつだったろう?
君の事を失うのが怖くて殺してしまったのはいつだったろう?
今もその可愛い寝顔は 僕だけのもの
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親戚で集まると従姉の話題でもちきりになる。
大学を卒業後大手企業に勤め、近いうちに結婚するそうだ。
記憶にないと言うと「お前も子供の頃、良く遊んでもらったんだよ」と、正月に撮った写真を見せてくれた。
そこには白く感光した紙面があるだけで、人物はおろか、何も写ってはいなかった。
#呟怖
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友人夫妻と一緒に花火をした。
喜ぶ娘の姿を写真に収めようとデジカメを構える。
シャッターを押すその瞬間、友人の妻が娘の背後できらめくナイフを振り上げた。
娘のために不倫を精算しようとした私へ向かって、最高の笑顔を向けながら。
シャッター音と同時に悲鳴があがった。
#呟怖
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ヌイグルミを乗せてるタクシーなんて珍しいですね。
「お客さんの忘れ物なんですよ」
忘れ物って会社で一時保管じゃ?
「それがねぇ」
何か問題でも?
運転手がヌイグルミを持ち上げようとする。
ソレはシートにガッチリと縫い付けられていた。
「いつの間にか、こんなんですよ」
#呟怖
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#呟怖
『歌声』
夜、布団に入り目を閉じると美しい歌声が聞こえてきた。歌は風呂場から聞こえてくる
風呂場に行き、恐る恐るドアを開けた
血まみれの浴槽に 4日前から拷問している男がヨダレを垂らしながら歌う姿があった。私はさらに美しい歌が聞きたくなり錆びたノコギリを手にした
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#呟怖
『晩餐』
赤いビロードのテーブルクロスの上にキャンドルライト最高級な赤ワインに豪華な料理がテーブル狭しと並べられている。僕は厚切りステーキのフォアグラ添えに舌鼓を打ちその味に感動した。こんな美味しい料理彼女にも食べさせたかった…って無理か、これは彼女の肝臓と肉だから……
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#呟怖
(着信)
彼女『私。昨日はプレゼント有難う』
俺「気に入って貰えて良かった」
彼女『浮気したら殺すよ?w』
俺「怖い怖いw」
スタスタ
彼女「ねえ!昨日会ったのに待伏せとか私の事好き過ぎでしょw 誰と電話?」
俺「え?」
彼女『・・・本気で殺すよ?』
俺「お前、誰だよ」
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#呟怖
『占い』
好き…嫌い…好き…嫌い…好き…嫌い…
好き…嫌い…好き…9枚目…9枚目でやっと思いは通じた…
君の生爪を9枚剥いだところで、君は僕を好きと言ってくれた……この占いは本当に良く当たる……うれしいよ君から告白してくれるなんて……
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#呟怖 遅めの夕飯を食べ終わり、二階にある自室へと向かう。十数年住んだ家だ、電気をつけなくてもどこに何があるかわかる。階段を登りきりあと一段という所。左足を上げ、前に下ろす。思っていたところに段差がなく、危うく転びそうになる。慌てて掴んだ手摺に、柔らかな濡れた感触と、腐った歯茎。
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#呟怖 今日は雨だ。それも台風並みの大雨。古家の屋根を打つ騒音に不安になりながらも、課題と格闘していた。ふと気が付くと、いつのまにか雨が止んでいたようだ。嘘みたいに静かな世界に、顔を上げ窓の方をちらと見る。瞬間、どどどどどという窓を殴るような凄い音に驚いたが、大丈夫。晴れている。
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農家生まれの友達がいた。親同士も仲が良く、野菜を収穫してはうちに分けてくれたりもしていた。今年の夏はナスとトマト、そして私の好物の大きなスイカだ。母が嬉しそうに包丁で切る。いい音がして、スイカが割れる。中身が見える。真っ赤な…真っ赤な果肉に埋もれた、、骨でいっぱいだった。#呟怖
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私には、物心ついた時からずっと一緒にいる幼馴染がいる。私のそばにいつもいてくれて、人見知りでなかなか友達が作れない私を慰めてくれた。私がいるから大丈夫だよって言ってくれた時には、涙が溢れてきて止まらなかった。
高校生になったので、もう、あんなに転校することもないだろう。#呟怖
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#呟怖
『彼女』
昨夜も彼女の家に泊まった。彼女は朝早く仕事に出かけたので僕は彼女の部屋にいた。突然鍵を開け男が入ってきた。男は僕に『誰だお前?』と言って掴みかかったので、ナイフで刺殺した。もうすぐ彼女が帰って来ちゃう…
僕は男の死体と共に昨夜の様に彼女のベッドの下へ隠れた
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#呟怖
『通魔注意』
僕の帰路には真っ暗な道があり、通魔出没注意の看板がある、その道にちょうど差し掛かった時、暗闇から怪しい男が勢い良く走って来た。僕は護身用のナイフでその男をメッタ刺しにした…
今日もこの道で、この護身用のナイフに救われた、しかし通魔ってどんなヤツなのかな
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#呟怖
「好物」
美味しいものは体に悪いって良く言われてるけど、我慢出来ずついつい食べ過ぎて結局後悔してしまうんだ。でも今日は大きな仕事を乗り切ったご褒美だから腹一杯喰うつもり。・・・やっぱ人の肉はうめぇなあ。
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#呟怖
『童謡』
『なべなべそーこ抜けそーこが抜けたら帰りましょ!』
私の脳裏には今、この歌が流れ続けている……
この歌を口ずさみながら私は蛇口を思い切りひねった。ホースを口に縫い付けた男の腹は、みるみる膨らみあと少しで破裂し底がぬけそうだ…
そーこが抜けたら帰りましょ!
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虚無さんの「占い」、短いながらも分かりやすく、狂気が溢れてて良いですね~✨
他もレベルが高くて自分心折れ気味w
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#呟怖
Twitterで呟怖というのが流行っているらしい。俺も流行りに乗ってみるかと思い、まずは他の人のを見てみようと、色々と見てみた
そこで、呟怖ではないが偶然妻のアカウントを発見した
そこには…
俺への罵詈雑言、そして「病気になって早く死んでくれれば保険金も下りるのに」
と…
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#呟怖
『追われる』
眠りにつくとアイツが現れ俺を追ってくる。昨日は見つめているだけだったのに、今日は眼球の無い不気味な顔で刃物を片手にどこまでも、どこまでも追ってきた、追いつかれそうになって目が覚めた
私は庭を掘り起こし、昨日眼球をくり抜いたアイツの骸の両足を切断した
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皆さん夏は好きですか?こう暑いとかき氷なんてたまらないですな
イチゴシロップなんてかけてシャクシャクっと
でも、知っていましたか?
シロップに使われている「コチニール色素」
中南米原産の「コチニールカイガラムシ」が原料だってこと。
口紅やカンパリにもね、使われているのよ#
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友人から来てほしいと言われ友人の家へ。
なんでも彼女の部屋が盗撮され動画投稿サイトにアップ
されているとのこと。
カメラがありそうな場所を捜索したのだがみつからない。
ただ、押入れのふすまの模様の中に落書きを見つけた。
「目」
その文字を消してからアップはされていない。
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とある深夜、ドライブ中にタバコが吸いたくなり自販機のそばで車を止めた。
コーヒーを飲みながら煙を吐き出すと霧散せずにその場で漂っている。
煙を対向車のライトが照らし出すと、煙がヒトの形になり対向車へ飛び込んだ。
急ブレーキかけた車が走り去る。
後ろに白い人影を乗せて。
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とある地方のホテルにて。
部屋にはいると風呂場から水の流れる音がして、止まる。
当然浴槽は乾いている。
大浴場から戻ると閉めていた窓が開いている。
たまらず部屋を変えてもらうことに。
ついてきたボーイは絶対に部屋に入ろうとしない。
別れ際、ボーイの肩に手首が乗っていた。
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友人とドライブ中、いきなり急ブレーキを踏まれた。
ハンドルを握る友人は、
「人を轢いちまった」と震えている。
辺りを探してみたのだが人などいない。
ただ道端の繁みに地蔵が倒れていた。
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よく走る道をドライブ中、見知らぬ脇道を見つけた。
興味本位で入ってみると、砂利道になり広場で行き止まりになった。
Uターンするもまた広場にたどり着く。
古びた神社があったので神頼みとばかりにお参りをすると、無事に元の道に出ることができた。
何度かそこを通るのだが脇道はない
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心霊スポットと噂のトンネルで。
「カーブミラーに親子の霊が写るらしい、写っちゃいけないから鏡が割られているんだってさ」
などと言いながら歩いていると。
「いや、そんなこたァねえな」
山の方から声がする。
一匹の野良犬がこちらを見ていた。
そう言えば人面犬発祥の地だった。
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深夜にウォーキングをしていた頃。
とある神社へ続く曲がり角で
白装束を着た女性と出くわした。
手には藁人形と木槌。
女性は一瞬戸惑ったあと、
「はぁ・・・。」と
ため息を漏らし来た道を帰っていった。
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G県の湖の周遊道路をドライブ中、黒塗りのベンツと白のセルシオに後をつけられた。
先に行かせようと、橋のたもとに停車するもそのまま後で止まっている。
橋の写真を撮ったりしてから橋を渡ると二台ともどこかへ走り去った。
近所にヤ○ザの管理している廃墟があるらしい。
こわいね。
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私は妖怪が大好きだ
怪奇が大好きだ
しかし私は妖怪に出会った事は無い
怪奇現象に遭遇した事も無い
夜の闇は次々と文明の光に侵され、誰もが妖怪など嘘偽りと嘲り笑う
この世に怪など無いのだろうか
私はこれからずっと、人知の及ぶ世界の中で生きなければならないのだろうか
#呟怖
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父が機械に繋がってる。
年老いた父は、僕の前に単なる物体だった。
生かす価値ってあるのかな?
僕は、薄く微笑んだ。
「ターミナルの契約でお願いします。
延命は、無し、で」
暴君だった父に、僕は、もう一度、薄く微笑んだ。
#呟怖
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あのね。
私ね。
声がつまる。
息が詰まる。
怖い怖いよ怖いよ。
お母さん怖いよ。
あのね。
私ね。
聞いて。
聞いて。
聞いて。
あのn
おかあさんのゆびが わたしの首をおりそうで こわいの
#呟怖
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ひとーつ
ひとーつ
数える。
ひとーつ
ひとーつ
ひとーつ
今日は私の誕生日。
私の前に父が来た。
泣いている。
「もう、十七になるのだな」
ひとーつ。
#呟怖
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星が綺麗だ。
もうこんな時間なのか。
星を撫でる竹の葉が、ざわざわと鳴る。
スマホは何処に落としたんだろう。
身体に力が入らない。
右半身が痺れたような感覚。
脳梗塞、かな。これは。
背中に何かが当たる。
俺は、筍掘りに来たんだった。
#呟怖
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女たらしで有名な先輩がとうとう退学したらしい。女に刺された、とうとう責任をとらざるを得なくなったなど色々な噂が飛び交っているけど、僕は真相を知っている。最後に先輩を見たとき、その背中には数えきれない程の赤ん坊がしがみついていたんだ。あれは長くないだろうね(笑)
#呟怖
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彼女にインスタ映えする料理を作って欲しいと頼まれたので作ってみた。一口も食べてくれなかったが投稿に反響があったようで喜んでいた。また作って欲しいと頼まれたので明日作ることを約束した。翌日、料理の写真を投稿すると更なる反響があった。皿の上で微笑む顔を見るだけで私は十分だ
#呟怖
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数日ほど前から我が家で心霊現象が起きるようになった。髪の長い女が天井から覗いていたり、2階の窓が外側からコツコツと叩かれたり…私も妻も参ってしまった。買ったばかりの家だが引っ越すことを考えている。しかし一番怖いのはその現象起きる度に至近距離でニヤニヤと眺めている私の娘だ
#呟怖
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いつも俯き加減で過ごしている。親にも友達にも教師にも、猫背になるから・暗く見えるから・危ないからといつも注意される。僕だってちゃんと前を見て歩きたい。でも顔をあげるとほら、逆さまの表情のない女が僕の顔を覗き込んでる。
#呟怖
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花火大会の日、群衆は皆空を見上げ歓声をあげていた。だから気付けなかった。隣にいるのが生首だけの存在だったことを。川の水面から蒼白い顔と腕が伸びていたことを。そして人知れず何人もの人が水の中に引き込まれたことを。
#呟怖
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あるアパートで老人が孤独死した。妻に先立たれて以来持ち家を処分して仏壇とともに安アパートに移り住んでいた。死後時間が経っていたのか干からびた死体だった。遺品を受け取った息子は首をかしげた。母の遺影は60代の頃の写真だったはず。何故20代の頃のカラー写真になっているのか…
#呟怖
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某介護施設で一人の老婆が亡くなった。認知症でティッシュの収集癖があったのだが、深夜の巡視の間にそれを食べてしまい喉に詰まらせたらしい。翌朝ある老人が私を指して人殺しと騒ぎ立てた。元々認知が進んで虚言や暴言が増えてきていたので気にしてはいない。しかし何処で見られていたのか…
#呟怖
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建物の間の狭い隙間から視線を感じたことはない?あれ、9割は猫の視線なんだよね。かわいいよな。残りの1割?それは目を合わせちゃいけないやつだよ。何処までもついてくるからさ。ほら、俺の後ろにもいるだろ?…目を合わせたな?じゃ、頑張ってくれ
#呟怖
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自殺の名所という崖にやって来た。なるほど良い景色だ。最期に見る光景としては絶好の場所だ。高さもあり、落ちれば痛みもなく死ねるだろう。浮遊感も最高だ、万能感すら感じる。まさに最高の死を迎えら
#呟怖
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「鏡はね、本当の姿を映すのよ」と祖母は言った。幼い私はただ聞いていただけだったが今なら実感できる。母の葬儀の日、鏡には支度する醜い鬼の姿が映っていた。なるほど、母を自殺に追い込んだのは祖母ではなく鬼だったのだ。納得してその首に包丁を振り下ろした
#呟怖
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街で知らない女といた所を問い詰めたら彼と喧嘩になってしまった。今、いつものように仲直りの料理を作っている。彼の好きなものを入れたシチュー、喜んでくれるかな?勝手に家に入っちゃったけどきっと許してくれるよね。まだまだ材料はあるし、目玉焼き載せハンバーグも作ろう
#呟怖
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勇気をだしてYouTubeに動画を投稿した。これで僕も有名YouTuberに!とはいかず、再生回数は三桁にも満たない。でも一人だけコメントし続ける謎の人がいた。やがて僕は動画投稿をやめた。半年経った。久しぶりに開くと謎の人のコメントが溢れんばかりに届いていた。
#呟怖
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階段を見上げると暗闇で光る飼い猫の眼。
「晩ご飯だから降りておいで」
『ニャー』
足元から鳴き声がしたので見てみると、飼い猫がいた。
光る眼はゆっくりと瞬きしながらまだ此方を見ている。
あぁ…。
去年18才で亡くなった母猫の瞳の色だった。
君はその場所が好きだったね…。
#呟怖
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夢をみたんだよ。真っ黒な髪が恐ろしく長くて顔面蒼白な女の人に追いまわされる夢を。夢だから目が覚めて終わったんだけど、それ以来ずっと夜道を歩く度、誰かに見られてる感じがする。こないだ自宅玄関前に不自然なくらいに髪の毛がいっぱい落ちていたんだ。これ誰に相談すればいいのかな?
#呟怖
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クラスメイトの元カノから廃園になった遊園地での肝試しに誘われたんだ。で、6人で行った。でも俺一人ホテルで寝ていて、他全員は山奥で首を吊って死んでいた。元カノは随分前に死んだ。俺達はとある女子を俺の元カノだと錯覚してたらしい。俺は言葉を失った。
#呟怖
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夫が死んでもうすぐ一周忌。
納骨以来、5歳の息子は頑なに墓参りを拒んでいる。
何故かと聞くと「怖い女の人がいるから。」
息子はあの日何かを見たようだ。
今でも息子は妙な行動をとる。
机や椅子の角をガリガリとかじりつき、
「あの女の人のまね~」
と無邪気に笑う。
#呟怖
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近所にいつも一人で遊んでいる少女がいる。顔中アザだらけ、服はボロボロ。虐待を心配した私は「お父さんとお母さんはどこ?」と少女に聞くと「お父さんは逃げちゃった。」と言う。
「じゃあ、お母さんは?」と聞く私に少女は答えた。
「台所とお風呂場とトイレ。」
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私が務める介護施設の老婆はペットの話をよくする。
「噛み癖はあるし、首輪も器用に外しちゃうし、鼠の死骸で遊ぶしで、本当にやんちゃなの。」
ある時ふと聞いてみた。
「その子、今何歳なんですか?」
「52歳だったかしら。今は立派なパパやってるわ。」
認知であってほしい。
#呟怖
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死んだ妻が大切にしていた犬のタロが後を追うように死んだ。その日から部屋中を何かが走り回る音が。幼い娘も空を撫でたり、お菓子をあげたり。ある日娘が手から血を流し泣いている。
私は駆け寄り「タロが噛んだのか?」と言うと娘は、
「ちがう、お母さん。」
娘は私の連れ子だった。
#呟怖
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#呟怖 ネックレス
A:今日の合コン医者だから気合入れないとね!聞いてる?
B:ゴメンちょっと気持ち悪くて
A:珍しくネックレスとかして来るからよ。金属アレルギーじゃない?
B:え?私ネックレスとかしてないよぉぉ・・・
Bが振向いた反動でネックレス状の切断面から頭部が落下した
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隣部屋から、赤子の泣き声が聞えなくなった。
随分と夜泣きがひどいらしく、まあ仕方ないよなと、挨拶で見た白い肌着を思い出しては我慢していた。
聞えなければそれで心配になる。
バッタリ会った姉らしき女子高生に声をかけてみた。
「私、ひとりっ子だけど…?」
#呟怖
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おかしい、目が醒めると部屋が片付いている。血の滲んだ布団も散乱したアイツの髪の毛も腐った生ゴミの様な匂いもしない。「ちよっと〜早く起きて〜」数日振りに聞いたその声はえらく懐かしく感じた。ああ、なんだ、コレは夢か。 階下からアイツの声がする。「今いく」おれはまた目を閉じた。
#呟怖
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やったあ!やっとあの目障りな手が私の視界から消えた!大好きなあの人の命を奪ったあの穢れた手が!やっと解放される!これでようやく私は 自由で不自由な体を手に入れた!
手首から噴水の様に迸る、赤いコレも私を祝福してくれているみたいだ
#呟怖
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悔しい…!!
練習ではあんなにうまくいったのになんで本番ではうまくいかないんだ!もっとうまく完璧にヤりたかった。目の前で膝から崩れ落ちガクガク震えている親父の、その首の皮一枚で繋がっている頭を見下ろしながら、手に持った斧を強く握りしめた。
顔にかかる鮮血が妙にあたたかい
#呟怖
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ありがとう…。
目の前の遺影に手を合わせながら私は親友にお礼を言った。助手席にあなたが居なかったら、あの鉄パイプは私の体を貫いていた。ごめんなさい、私の代わりにあなたが…
私、あなたの分まで生きて幸せになるね。
やっぱりあなたは私の最高の親友
あなたの彼も私にくれるなんて
#呟怖
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友達が失踪して13年、未だ発見されぬまま私達は大人になった。友達の実家へ向うと、おばさんは笑顔で迎えてくれた。お茶菓子を出され、時間の許すかぎり話をした。友達の顔、声、形、味。そろそろ日も落ちてきたので私達は『ごちそうさまでした』と言うと、おばさんは狂ったように泣いていた #呟怖
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『ごめんなさい』
彼女が僕に謝罪する。でも僕の心は、傷ついた。
『許してください』
どんなに懇願しようとも、僕の体は傷ついた。
『貴方だけが好きだから』
今更、愛を晒しても、もう僕には届かない。
薄れ行く意識の中で僕は囁く
『呪いコロシテやるからな』
#呟怖
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ママ。僕まだ眠くないんだ。坊や。いい子はもう寝る時間よ。でもママ。本当に眠くないんだ。あら坊やは困ったさんね。ママ。ママ。僕が寝たらまたどこかにいっちゃうの?ママはいつも坊やの側にいるわよ。本当?もちろんよ。わーい!大好きだよママ!アタシもよ。おやすみママ。おやすみ坊や。 #呟怖
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自分の事が思い出せない。隣で同僚の鈴木が、話かけてくる、さっきコイツと昼飯を済ませ、タバコが吸いたくなったので、一緒に喫煙所で一服している。自分以外の事は分かるのだがしかし、ぁあ、早くあの薬を飲まなければ、、薬を、薬、、くすり、クスリクスリクスリスクリスク、、、リスク、、 #呟怖
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武と私は隣同士に住んでる。犬が五月蝿いとか、ゴミの日がとか、親同士のトラブルは多い。でも私達は仲が良い。ある日、私は弁当を忘れてしまった。が、武が分けてくれた。いつも通りの会話をする。私は思い出した「そう言えば三日前からポチが居ないんだ」武は私の摘まんだオカズを指差した #呟怖
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チェリービーンズに埋もれたいぉ♪だから、お風呂いっぱいにジャーって入れたぉ!でも、排水溝に詰まったぉ!Σ(゜Д゜)カビーン!怖いぉ!怖いぉ!修理費どんだけかかるかな!怖いぉーって所で目が覚めたんだけどさ、あたし、細切れの体が沢山入った浴槽の中で寝てたんだよね、、なんで? #呟怖
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友人宅にて。
彼女は幼少時、ガラス玉を覗きこむのが好きだった。
暇さえあればそうしていたらしい。
「ガラス玉に逆さに映るヒトがいてね、その人を見ていたの」
今はもう見えないけど、
そう言って手渡されたガラス玉を受け取り覗いてみる。
彼女に張り付いた逆さの女と目があった。
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自販機のつり銭口から目玉が入っていた。正確に言うと精巧に作られた玩具。テカテカしていて半熟玉子の白身みたいな触感。背後から声をかけられ振り向くと右目が潰れたおねえさんが立っていた。素早く目玉を奪い、乱暴にその目玉を右目に入れ、斜視な両目で見ながら一言
「お前が盗ったの?」
#呟怖
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猪猟を趣味にしている爺さんから毎回猪肉を分けてもらっている。とても美味しい。婦人会の旅行に行った嫁が変なことを言う。
「いつも食べている猪肉と違うのよね…」「触感も味も…」
翌朝のテレビのニュースその爺さんが殺人罪で捕まった。その猪肉はまだ半分以上冷蔵庫に残っている。
#呟怖
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最近駅のホームで見かけるセーラー服の女の子。僕のお気に入り。肩まで伸ばした髪が綺麗でさ、いつも「その髪キレイだね」って言ってたんだ。そしたら彼女、捕まったんだ警察に。後ろに立ってた男を持ってたハサミでブスり。あぁ、もう彼女のうなじを嗅ぐことが出来ないのかぁ。残念だなぁ…
#呟怖
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とても暑い夏休みのある日、友達のA君の家でアイスをご馳走になった。棒アイスだが色は真っ黒だ。恐る恐る舐めてみると、とても苦くて鉄の味がした。Aはとても美味しそうにバリボリ食っている。僕に気づいたA君は素早く僕のアイスを奪うと新しいのと交換してくれた。今度は普通のアイスだ。 #呟怖
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身体を鍛えるのが好きだ。辛いが、トレーニング後の膨れた筋肉をみるとうっとりする。ただ、鍛える上で悩みがある。『1、2……』と数えながらの腹筋運動、どうしても”4″を数え飛ばした気になるのだ。試しに自分のカウントを録音してみた。『1、2、3、4、4、4、4、44444……』#呟怖
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廃神社にて。
外観や境内で写真を撮り、崩れ落ちた鳥居などをカメラにおさめた。
いざ本殿へ、階段を上ろうと足を上げた瞬間
背後で太鼓の音が「ドン」
背後には何もいない。
もう一度足を上げると「ドン」
歓迎されていないと思い、逃げ帰った。
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山歩きをしていると霧が出てきた。
道に迷い、日も暮れてきた。
幸いなことに山あいの集落に辿り着き、集会所を一晩の宿とすることができた。
朝、目を覚ますとそこは廃村。
寂れた神社の御神木の根を枕に寝ていた。
ダム建設に伴い湖中に水没した村にて。
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彼女と同棲し始めると、部屋は黴臭くなっていきました。始めは2人分の洗濯物の部屋干しのせいかと思いましたが、 匂いは異常に濃くなっていったのです。ある日彼女の服に黴が生えており、それは顔の形に見えました。すると彼女は悲鳴を上げ部屋を出て行ったきり、戻らず。黴臭さは消えました #呟怖
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#呟怖 中学生の時、女の先生から聞いた実話。先生夫婦には強い霊感があるそうだ。ある晩眠れずにいると、旦那が「ねぇ、起きてる?」と訊いてきた。先生はうんと答えると、今度は「じゃあ、視えてるよね?」と…。天井に二人を見下ろす男が居たという。先生は「これ、日常だから」と笑って話していた
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#呟怖 A氏から聞いた話。A氏は昔から何故か殺人があった現場に縁があり、それが霊感のせいだと自覚する出来事があった。旅行で某旅館に宿泊。部屋にいると、吊り下げ照明が振り回されるように独りでに動き出した。そして天袋の襖が開き、『覗く女』が見えた。その旅館も過去に事件があったそうだ。
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#呟怖 テーブルの上に、彼氏の『頭』が載っている。誰がこんな事を!?私は彼の頭に泣きつくと、右耳が回せる事に気付いた。限界まで回し、手を離す。すると彼の口が薄く開き、オルゴールの音と共に私との思い出を語り出した。…その話は…もう聞き飽きた。私はテーブルから『ソレ』をなぎ落とした
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#呟怖 娘の耳には障害はないが、“異常”がある。言葉は話せるのにこちらの声は聞こえない。ある晩娘が絶叫を上げ、耳を両手で覆い泣き出した。その後初めて教えてくれた。娘には他が聞こえない程、常に死者の悲鳴や苦痛の声が聞こえているのだという。本来私が負うべき罰を負う娘を、強く抱きしめた
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#呟怖 散歩中、犬が男の死体を見つけた。以来、時々犬の後を追いかける四つん這いの男が視える。敏感な筈の犬が気づいてないから、気持ち悪いが放ったらかしにしていた。暫くそうしていると、男を見かけなくなった。ある日、犬が「メシをくれ」と喋り出した。祓おうとしたが、今では良き相談相手だ。
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僕は結婚も子供も望んでない。不幸ではないのにどうしても生きる事が苦しく、自分の結末は『自死』だと信じてるから。姉が離婚し、子供を連れ戻って来た。渋々父親代わりをするが、こんな僕でも、子供の笑顔は良いと感じた。数年後、姉が再婚するという。この子と離れたくない…。それならば… #呟怖
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ガタ…。自室の押入れで音が鳴った。気にせずTVを観続けていると、ガタン!と大きく音がなり、TVが消えた。静かに襖が開く。恐怖の余り慌てて外へ逃げようとするが、扉が開かない。背後で気配がし、振り返る。え…?薄ら笑い顔の自分がいる。今の自分に、体が無い。まさか…奪われた? #呟怖
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#呟怖 娘に御守りを渡すが、ママが持っててと娘は言う。理由を訊いてもいいからと言うばかり。ある日、娘が事故で死んだ。私は悲しみで壊れそうな日々を送っていると、ある晩何かの影に襲われた。影が私の首に手を伸ばす。私は御守りを強く握ると、影は消えた。守られた…?けどあの影は、娘だった…
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女が赤ん坊を抱え泣きながら歩いている。赤ん坊は全く動く様子がない。すると女が振り返りこちらに駆けて来て「お前が殺したんだろ!」とがなった。が、見ると女が抱えるソレは短く幾つにも折られた卒塔婆。怖くて逃げたが、気づくと腕に木片を抱えている。無意識に呟く。「誰が…殺した?」 #呟怖
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隅の狭い所が子供の頃から好きだった。小一から自分だけの部屋を貰った。隅に座りその日の出来事を呟く日が増え、段々壁と床に擦れたような跡が出来た。1年、2年と経つうちに跡は大きくなっていくが、13歳になると跡はふつりと綺麗に消えた。
両親にはなぜお前が二人いると言われた。#呟怖
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塩水ダイエットは危険なものだった…
水素水の効果には根拠が無いものだった…
現代の情報社会ではデマ情報も数多く存在する。
爪は剥いでも半年から一年程度で生え変わるらしい…
二、三年に一回は生え変わらせた方が綺麗になる
と、もっともらしく流せばやる人はいるのだろうか…
#呟怖
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私は昔から人の頭の上に蓮を見る。基本的に子供は芽、老人には咲きかけが多い。つまり死に近い人ほど蓮が咲きそうなのだ。歩道橋や駅、街を歩いていると結構蓮が咲きそうな人はいる。でもただ1人、自分のだけは見えない。毎日少しの不安を覚えながら道を歩く。ポン、と微かな音がした。 #呟怖
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私は子供の頃、庭にある大きな木の洞に大切な宝物を入れる癖があった。背伸びをして入れる。そこにあるだけで満足していたのだ。いつの頃からかその癖も無くなった。久しぶりに実家に帰り、木の洞を覗いてみる。よかった、ちゃんといた。白くなった幼馴染がカタリと音を立てた。 #呟怖
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#呟怖
潰れかけの店を立て直すため、行列のできるレストランを調べることにする。
手洗いに行く振りをしてさりげなく厨房を覗く。
シェフたちが自分たちから出るありとあらゆる体液を鍋に投入していた。仕上げは冷蔵庫から取り出した髪の束だったがアレはいったい誰のものなのだろうか。
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#呟怖
目を開けたらなんか
目の前に自分の顔…っぽいものがあるんですけど、
変な風にぶれて重なってて、妙に小さく見えるんです。
目が変になったのかと思って、試しに右目だけ閉じてみたら
目を閉じた自分の顔の右半分が、
はっきり見えました。
これ…私、どうなってるんでしょう…。
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#呟怖
『ブランコ』
3歳の息子が、ブランコに行きたいと言うので、公園に息子を連れて行ったがブランコは無かった。日も暮れたので帰る途中、団地の辺りで息子にブランコ無くてごめんねと言うと、息子は団地の一部屋を指差し言ったブランコ!息子の指の先には首を吊った影がブラーンと揺れていた
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『ふつうのひとだね』
とおかあさんはいう。
『ふつうがいいのよ』
とせんせいがいう。
でもね?
おかあさんのうしろとか、せんせいのあたまのうえにひとがいる
となりのいえのおじさんのせなかにはいっぱいおんなのひとがいるけど
それが『ふつう』なの?
#呟怖
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#呟怖
『百物語』
同級生に百物語をやるので来いと呼び出され参加した。開始から99本目の蝋燭が吹き消され、皆、百話目の私の話が終わり蝋燭を吹き消せば化物が出るなどと怯えている…
蝋燭が消えた時、自分達が殺されるとも知らずに
私はポケットのナイフを握り最後の蝋燭を吹き消した
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空が綺麗だ。
「いい天気」ほんとにね
サクッサクッと音はやまない。
「大好きよ」僕もだよ
視界が半分真っ暗になった
「愛してるの」僕だってそうさ
サクッサクッ
「本当に…」泣かないでよ
視界が真っ暗になる。
「ごめんなさい…」うん、いいよ
土の香りが僕の鼻腔をくすぐる
#呟怖
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#呟怖
山深い田舎道の休憩所でひとり、公衆トイレに入った。小ぎれいに掃除されているが、手洗い場の壁に取りつけていたのであろう鏡がなく、四角形の白いあとだけが残っている。
心ない利用者に割られた後ただ設置しないだけなのだと思いたい。
背後に感じる気配はきっと気のせいだ。
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#呟怖
『饅頭』
警察の取り調べで、木に吊るしたのはブラウスとパンツだと男は言った。草むらに捨てたのは手袋と靴で、井戸に投げ込んだのはイヤリングとウイッグ。
そして、地蔵に供えたのは女からえぐり取った二つの乳房だと、それだけは本当のことを言った。
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#呟怖
『ぐしゃぐしゃ』
田んぼの畦道を歩いていると、くねくねうごいている人影があったので近づいて、どうした、だいじょうぶか?と尋ねても、ヤツはニヤついてくねくね踊り続けるので、バカにされたように思い、人目もなかったので落ちていた石で、頭蓋がぐしゃぐしゃになるまで叩き埋めた…
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#呟怖
『苺のお兄さん』
ママ、今日も来たよ、苺のお兄さん!
早く寝なさい。という母の声をよそに、幼かった私は毎晩遅くまでお兄さんと遊んでいた。顔はモヤモヤした赤色で、よくわからなかったけど、ただ楽しかった。
先日、母が全身火傷の重症を負った。母の顔はあのお兄さんによく似てた。
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#呟怖
『私、綺麗?』
夜道を歩いていると背後から『私、綺麗?』とマスクをした女性に声を掛けられた。あまりの美しさに『綺麗です!』と答えると、女はマスクを外し、『これでも、綺麗?』と言った女の口は耳の辺りまで裂けていた。私はとても気の毒になり、女性の首をへし折り息の根をとめた
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以前旅行で行った施設が廃墟となり、『心霊スポット』として心霊番組で紹介されていた。
『これがオーブです!』
知らない誰かが言っていた。
あれ?
確か…あの時何枚か写真撮ったはず…
確認したら全ての写真に沢山の丸い光が映ってた
『…ホコリじゃなかったのかよ…』
#呟怖
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只今かーちゃん超不機嫌
『ったく…汚れた手でベタベタと窓ガラスに触らないの!
指かける所あるでしょ!!』
「はーーーい」
『誰よ!
こんな所に手型付けたのは!
掃除しにくいじゃないの!!』
…かーちゃん…それ誰でもない…
2階の窓に外側からちっちゃい手形…
ないない…
#呟怖
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引っ越しで金が無くなり、すぐ近くのコンビニに「バイト急募!」とチラシが貼ってあったので飛び込みで面接してもらった。店長は喜んで即採用となったが、最後に「君、幽霊平気?いや、この店…っていうか、上のマンションも含めて出るんだ…」
俺、上のマンションに越してきたんだけど…
#呟怖
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#呟怖
『衝突』
真っ暗な夜道を歩いていると前から凄い勢いで、何かが私の足に衝突して来た。目を凝らし良く見ると、上半身だけの人が倒れていた。慈悲深い私は気の毒に思い、この人の為を思い心を鬼にし、何度も何度も何度も踏みつけた…ふと我に返り、見ると人の形を成していなかった…
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#呟怖
『プレゼント』
君にプレゼントをあげたくて木箱を作る。君の好きなモノを詰め込んで君にプレゼント…人は見た目じゃ無いと素敵な事を言ってたね…だからさ、君の大好きなイケメンの彼と君の大好きなお母さんとお父さん、多少形は変わったけど見た目は気にしないよね…喜んでくれるよね?
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空き家の内見に行った話。何でも持主は、精神に異常をきたして入院先で自殺したとのこと。荒れ果てた庭の草木を掻き分けて家に入った。違和感があった。やけに綺麗なのだ。持主の家族が掃除をしたのかと推測していると、玄関の鍵がゆっくりと閉まった。#呟怖
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終電を待っていると駅のホームでえずいている男がいた。とても苦しそうだったので、駆け寄り駅員を探していると、吐いてしまう。
あ~あやっちゃたか
吐瀉物を確認すると大量の釘だった。理解した瞬間電車が来たので急いで飛び乗った。
男は追いかけるでもなく、ただただ私を見つめていた。
#呟怖
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真夜中の2時。そろそろ寝ようかと欠伸をする。視界の端で何か黒い物が動いた。
びくりとしてそちらを見ると
「うわっゴキブリ!」
目線を外さず慌てて叩くものを手探りで探す。
『はい』と背後から雑誌が渡され、やっと叩き潰せた。
「一人暮らしだと戦うの私だけだから嫌だわ」#呟怖 #意味怖
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落ちていた鴉の死骸を埋めたその日の晩、闇の中から幾つもの手足と頭を持つ女が現れた。恐怖で気絶。後日、ある森で虫や鴉に喰われ朽ちた女達の死体が発見された。別の日、ある男が鴉の群に顔面を啄まれ死んだ。彼女らの復讐だろうか。だが未だここに現れる彼女らは、何を求めているのだろう… #呟怖
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川遊びの翌日。痒みを感じ、掻くとズルリと皮が剥け赤い肉が覗いた。事態に驚いたが、全身が痒い。掻いてはダメだが痒みに耐え切れず、爪で患部を刺すと指先が食い込み、赤い泡が溢れ出た。皮下が膨張し全身の穴から血の泡と動く糸のような何かが出てきた。上流で、あの少年らは、何…を?… #呟怖
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出かける途中、少年がアスファルトの上を前転していた。帰りに再び通ると、少年はまだ前転している。が、手足は力なくダラリとしており、まるで子供に転がされる人形のように回転している。すると近くの民家から住人達が同様に転がって現れ、怖くて逃げると躓き転んだ。体が前転を始めた。 #呟怖
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就寝前に髪を解く。櫛が引っかかるのは、あの女のせいだ。最期に私の髪を掴んだ。“指”がまだ纏わり付いてる。漸く手に入れた彼も、このせいで去った。鬱陶しい。寝間着の袖を捲る。腕に付いた窪みを見て、薄く微笑む。ここにはまだ、彼が居る。 だから早く消えろ。足のお前はもう要らない。 #呟怖
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#呟怖
『手料理』
殺人犯の未成年が出所した。彼には愛情が足りなかったのだと思い家に招待し、ハンバーグや餃子等の手料理を食べさせてあげると、彼は泣きながら 反省していると私に言った。やはり手料理に勝る愛情は無いと確信した
さあ、残さず召し上がれキミの手を挽いた挽肉なんだから
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#呟怖
『メール』
父親から『もう疲れたよ』というメールが友人に送信され、その直後友人の父親は飛び降り自殺した。数日後に友人から『もう疲れたよ』と私にメールがあり、友人は飛び降り自殺した。
メールを見てしまった私は今ビルの屋上にいる、誰も巻き込みたく無い
だけど『もう疲れたよ』
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痛々しい擦り傷を両膝に負った少女が、僕のあとをついてくる。ぼさぼさした、腰まである髪の毛で顔を隠しながら。帰りなよって言っても、首を横にふるだけ。ああ、回り道しようかな、部屋とか知られたくないな。そんなことを思いつつ、また振り返ると少女の膝から牙が生えていた。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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#呟怖 午後2時。こちらへ向かいます、という電話がかかってきた。とうに電話線を切って、インテリアにしている赤電話から。聞き覚えあるような、ないような微妙な声で。時間にあわせて、外出することにした。夕方戻ってみると、赤電話だけなくなっていた。警察には言わなかった。
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖 後妻になる彼女は、なにをしてもバカにされている。ゆえに僕は常に母や、妹を注意していたがいっこうに効き目はない。私が至らないせいよ、と彼女はほほえんだ。ある日、彼女のハンドバッグからメモ帳が見つかった。母と妹を罵倒する言葉が並んでいた。最後の一枚には、僕。偽善者。
※青山藍明さんからの投稿
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彼女の弟は霊感がある。仲が良いので守護霊やら背後霊やらをみてもらった。
「義兄さん、憑かれてるよ。」
一体誰に?
「姉さんの生き霊。浮気したのバレてるよ。すぐ後ろに立ってる。」
うそ?!なんでバレちゃったんだろう…。
「うん、うそだよ。後ろに立ってるのは本物だね。」
#呟怖
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#呟怖
『想念』
自殺の名所で人が死ぬと霊の仕業と言うが、それは違う。死を選択した人が最期にその場に残す強い想念、人が最期の場所に残していく強い負の感情に、同調した人はそれを自分の意思と錯覚し同じ場所で自殺者が出るのだと今理解した
そしてその想いには抗えない事も…さあ逝こう…
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玄関の鍵が諦まったことに気付いた俺は、ドアの鍵を開けようとするが開かない。少し怖かったけど、このときは他の部屋の窓からでればいいかと思い、目の前の階段を登ったんだ。登るたびにキシキシと鳴り、さっきから布が擦り切れる音が聴こえるんだ。
#呟怖
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国家生存者試験に落ちた。
筆記は少し。DNAは全然だめ。
私の身体が切り刻まれて一時保管プールに浮かぶまであと一時間。
順番待ちの葬列でダクトに浮かぶあの子の首が見えた。
「わたしのDNAは虹色で血には神の歌が流れているのよ」
って笑ってた。
待っててね。すぐ行くよ。
#呟怖
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僕の隣の家のおばさんは猫好きで有名らしい、ある日猫を見てたら物凄い形相で此方を睨み付けてきた、僕は謝罪をすると共に自分も猫好きだと伝えると一変して優しい顔になった、あの日以来おばさんは時々ミートパイやハンバーグをお裾分けしてくれる、思えば最近猫の数が減ってきてる気がする…
#呟怖
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私には勇気が無かった。
カンカンカンカン
今日も踏切が鳴る。
踏切の向こうから、あの子がまた手を振る。
私はまた、縞のバーを握る。
ゴーと電車が過ぎる。
カンカンカンカン
私は今日も踏み出せず。
あの子は明日も手を振るだろう。
#呟怖
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神社の境内だった。
覚えてる。
夏なのに空気が冷たかった。
ずる、ずる、ずる、と。
賽銭箱の裏から何かが這い出てきた。
僕は悲鳴をあげて逃げた。
「覚えてる?」って笑って訊かれたのだけど。
君が神隠しに遭ったのも、覚えてるのだけど。
#呟怖
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#呟怖
『隙間』
丑三つ刻に襖やドアの隙間からこちらを覗く気配がしたら、決してその隙間を見てはならない。その隙間は霊道とつながっている…もし隙間を見た時に暗がりからこちらを見つめる目があったなら、必ず引きずり込まれてしまう…丑三つ刻の物音は亡者の誘い…ほら、その先に必ず隙間が…
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紅い格子がついた窓から、手招きをする夢を見た。目をさますと、朝だった。姉がどこにもおらず、母に訊ねると「働きに出した」という。夢から、姉が向かう場所を察することができた。父は酒を飲み、床に転がって眠っている。母にしか見えぬ私は、姉を慕って涙する。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿
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タダならなんでも飛びつく奴がいてさ、いや、結構な金持ちなんだわ。それが。そいつが言うには「ある程度金が出来ると、使うことが惜しくなる」らしい。まあ、おれにはわからないけれど。でもなあ、昨日あいつんちから金色をした煙がたくさん出てたっけ。あんた知らない?その正体をさ。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿
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お願い、少しだけでいいの。貴方の傘をお借りできないかしら。あたくし、もうこのところずっと穴が開いたままで、職人さんも減ったでしょう?外もおちおち歩けないわ。破れた傘じゃ、あたくし誘われなくなるの。どこへですって?百鬼夜行の行列よ。それはそれは楽しいわ。一緒にいかが? #呟怖
※青山藍明さんからの投稿
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ドタキャンばかりする友人が、ビルの屋上で見つかった。いっしょにいこうって決めていた相手が、やはり命が惜しくなって姿をあらわさなかったそうだ。ねえ、されるほうの気持ちわかった?注意すると、友人は線路へ飛び込んだ。謝るのも、言い訳するのも嫌いな、面倒くさい奴だった。馬鹿者。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖 彼は完璧で、頭も良くてお金持ちで仕事もできて、大きな夢もあるの。だから私は、彼のために精一杯尽くすのよ。友人の彼氏を、私は一度も見たことがない。ある日、忘れ物を届けに彼女のマンションまで行くと、汚れた男物の靴が、片方ばかりうずたかく積み上げられていた。黙って去った。
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖 クラスの格付けが嫌いで、一匹狼を気取る。そのうち、しっぽがはえてきた。キモイって言われて勝手に写真を撮られた。耳もはえてきた。すれ違いざまに引っ張られた。牙がはえてきた。みんな血まみれになった。格付けでわたしが、一番上になれた。あまり嬉しくないや。つまんないの。
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖 怖い話やお化けの本とかを「くだらない」と鼻で笑っていた父が、ある日突然古書街など行き、和綴じを集めるようになった。どうしたかと訊くと「罪滅ぼしだ」と答える。何があったかは、教えてくれない。ひゅううん。ひゅううん。しめきった物置き部屋から、風が吹いている音がする。
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖 ある朝起きると、妻も子供たちもいなくなっていた。かわりに大きなぬいぐるみが数体と、置き手紙。好きなだけ話しかけてください。聞き役は疲れました。愚痴と悪口をオンパレードにして、ぬいぐるみへ吐きだした。かちかちかち、さっきから、秒針の音がうるさい。急に視界がまぶしくなる。
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖 鏡で周囲を監視していた上司が、盗撮疑惑で捕まった。お願いだ、助けてくれ。会社にかかってきていた電話は、「忙しいので」「手が離せません」とみな断った。デスクの引き出しに、観察記録。知らない社員の名前が書いてあるけれど、みな見覚えがないみたい。やっておいた。上司じゃない字
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖 財布から千円札だけ、なくなっている。ああ、またやられた。反抗期にさしかかった息子が、買い食いかなにかのために拝借したのだろう。でも大丈夫。あの子は、きっと戻ってくるわ。ほら、息子が帰ってきた。リビングには枯れ葉が数枚。本物なんて、入れておくものですか。おあいにくさま。
※青山藍明さんからの投稿
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#呟怖
『何か落ちましたよ』
駅で電車を待っていると前の女性が何かを落とした。『何か落ちましたよ』私はそれを拾う為にしゃがむと、背中に強い衝撃を感じ、私はホームに転落した。ホームに立つ彼女は私が昔し傷つけ、別れた人だった…電車が迫りくる刹那、彼女は言った『何か落ちましたよ』と…
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ホームに電車が入ってくる。
「あと一歩で手が届くぞ。怖い事なんてない。それでお前も楽になれるんだ」
聞こえるのは先月、電車に飛び込んだ同僚の声。
「ほら、今なら周りに誰もいない。俺の時と一緒さ」
そうだな。
それで俺も楽になれるんだ。
俺は微笑んでくたびれたオッサンの背中を押した。
#呟怖
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黄昏時。
買い物へ行くために自転車を漕ぐ。
金色に実った稲穂が、重たそうに頭を垂れて風に揺れている。
ゆらゆら、ゆらゆら。
田んぼの中心では白くて細い腕が、何本も風に揺れている。
ゆらゆら、ゆらゆら。
ああ、私を手招いている。
#呟怖
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最近アパートは転居ラッシュで、残っている家族の方が少ないくらい。
「最近、引っ越し多いわよね」
隣の棟の奥さんから声をかけられる。
「ここだけの話、越されたお宅って、みんな旦那さんが急に亡くなっているそうよ」
そうなのか。
それなら、もう少し転居を待ってもいいかもしれない。
#呟怖
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#呟怖
『美人』
妖艶なまでの美人に交際を申し込んだ。彼女は、私の顔にしか興味無いクセに…と私に言った。図星だったが、ハイと答えたのでは彼女をモノに出来ないと思い、違うよ!と切り返した。
彼女は、それならこれでも好き?と自ら顔に刃物を押し当てメリメリと顔の皮を剥がしはじめた…
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#呟怖
『アレ』
子供の頃、父にお前は本当にアレが好きだな!と言われ次の日に祖父が他界した。大学の時も父にお前は子供のころから変わらずアレが好きだな!と言われ、翌日祖母が他界した。そして今、父から電話があり余命宣告を受けた事を聞かされ、父はお前の好きなアレが見られるぞと言った…
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夜の家の廊下。真っ暗で奥が見えない。階段は1階ではなく、闇の奥底へと続いているように見える。
トイレに起きて歩いていると必ず背後に視線を感じる。
勇気を持って振り向いても、だが、そこには何も無い。
しかし今晩、いま、私は気づいた。
上を見てはいけないと。
#呟怖
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#呟怖
右に高層ビルを眺め、一寸法師はアイスのカップとスプーンで河を渡っていた。夢と希望を胸に力強く舟を漕ぐ。爺と婆の漆椀と箸は重過ぎて捨てた。現代は持ち運びに便利なこんな軽いものがある。
大きな船が横を通る。カップの舟はあっという間にひっくり返り、一寸は波間に消えた。
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ここに投稿されている作品をすべて読みました。勉強になります。
で、いいねマークをすべて押したあと、拙作をコメント欄に残そうとしたところ、ログインしてくださいと出まして・・・(._.)
私ログインせずにやってたんか~い。で、再度いいね押してこうとしたらなんやら英語文が出てきてできないみたいです。さっぱりわからず、どんだけ機械音痴やねん!って(^◇^)いやいや笑ってる場合でない(T▽T)
と、とにかく、優秀な皆さんの仲間に入っていることに(厚かましくも)わくわくしています。
いいねマークのところに印が出ないかもしれませんが、いいね押してますからね!皆さん頑張ってください。まだまだ読みたいです。
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全身をガタガタと震わせながら、友人はやっと口を開いた。
「…見てない…何も見てない」
それ以上は何を聞いても語らなかった。友人は失踪し一ヶ月後に遺体となって見つかった。俺は、彼が最後に行った空き家に何かがあると確信し、行くことにした。#呟怖
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#呟怖
『御節介』
何かついてるわよ!と母が、僕の肩に付いたゴミか何か取ろうとしたが、僕は自分で取るよ!と洗面所の鏡で肩の辺りを映した、すると僕にしがみつく女の姿が映った…
立ち尽くす僕に、母は、だから憑いてるっていったじゃない!と、まるでホコリでも落とすかの様に祓ってくれた
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『繰り返し』
目が覚めると辺りは真っ暗だった。まだ夜中だったか。
もう1回寝ようにも眠気はサッパリ無くなってしまった。
酒を飲もうと一階へ降りる階段に向かう。電気は面倒臭いのでつけない。
そうしたら滑って、転がり落ちた。
あぁ…あぁ…
目が覚めると、辺りは真っ暗だった。 #呟怖
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まただ。近所の踏切に花束が置いてある。なんでも学校帰りに子どもが遮断機を潜ったらしい。僕は目を閉じ手を合わせると、眼の前を快速電車が通り過ぎる。通過した電車には無数の子どもたちがへばり付き、ニタニタ微笑んでいる。遮断機が上がると踏切内にはまだ微かに血の匂いが残っていた。#呟怖
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うちの店では大家も半ば諦めている曰く付きの事故物件がある。
ある日、新人に物件の詳細は伝えないで空気の入れ替えを行うため
一人で向かわせたところ、血相を変えて店に戻ってきた。
「げ、玄関を開けようとしたら中から新聞受けが開いて
『お兄ちゃん誰?』って、子供が見てたんです!」
#呟怖
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家電に疎い同僚が「十年使った炊飯器が壊れた。新しいの一緒に選んで」と頼んできた。
後日、買い物後で家に寄り、新機種の試し炊きが終わるまで横にあった
昔の炊飯器を診たところ、猛烈な吐き気に襲われた。
外した裏蓋に緑色のカビがびっしり…
同僚は「そこ、外れるんだ…」と呟いた
#呟怖
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フリマアプリで購入したコートが届いたので、
試着しつつ近くにいた妹に見せびらかしてると妹が小さな悲鳴を上げた。
「お姉ちゃんが後ろを向いた時、髪の中に女性の顔が見えた…」
コートも不気味だが、返品を申し出ると何も聞かずに受け付けてくれた
出品者がもっと不気味だった。
#呟怖
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#呟怖
『夏に始まった恋』
去年の夏にキャンプ場で、君を射止めた!それから、僕達は一緒に暮らし始めた。あれからもう一年経つが、最近君は体調が優れないらしく、僕は付きっ切りで看病している…
やはり、射止めた時の矢傷が化膿しているのが原因みたいだ……
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「貴方で良かった」
貴女はそう言った。
俺は、貴女の話を聞いた。
プライドの高い貴女。
要求ばかりの貴女。
嫌われ者の貴女。
寂しがりだった貴女。
出てきて下さい。
幽霊でも、いいから。
貴女は俺の救いだった。
返事が聞えた気がした。
#呟怖
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「いけない!」突然悲鳴を上げる友人にどうしたのか訊ねると、ここ最近カラス女と呼ばれる妖怪が出没するらしく、その顔を見た者は鋭い嘴で襲われるとのこと。私は笑いながら友人と別れると、眼の前に傘を差した女の人。傘の隙間から鋭い嘴がきらりと輝くのが見えた。#呟怖
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#呟怖
『詰め放題』
【幸せ詰め放題500円】と書かれた屋台が出ていた。私は興味本位で一回やって見ようと、店主に500円を払った。店主は巨大なポリバケツを私の前に置き、コレに詰めろとポリ袋を手渡してきた。バケツの蓋を開け、中を覗くと、私の妻と子供のバラバラな肉塊が浮いていた……
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#呟怖
『錯綜』
呟怖に応募する為に猟奇的な話を創作していると、ふと現実と想像が錯綜してしまう時がある。押し入って殺したご主人は?刺し殺した妻は?風呂場で拷問した男性は?爪を剥いだ彼女は?焼いて食べた彼女は?どれが現実でどれが想像だったのか……どうか全てが想像でありますように…
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#呟怖
『DVD』
ポストにDVDが入っていた。再生してみると、私の家の中を撮影している画像だった…風呂場、トイレ、寝室を撮影した後、ベッドの下に潜り込んで行き、そこで画像が途切れていた…
私は、恐る恐るベッドの下を覗き込む…する と背後から、もうそこには居ないよと声がした…
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放課後の理科室には入ってはいけない。うちの学校には少し変わった校則がある。ある日の放課後、私は真相を確かめるべく、こっそり理科室を覗きに行くと、中で先生たちが何かを囲んで立っている。「そろそろ新しい人体模型が欲しいですね」そう言うと先生たちはこちらを向いて微笑んだ。#呟怖
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お休みのキスをする為に息子の部屋に行くと、息子は何故か毛布にくるまっていた。『どうしたんだい?』と声をかけると『僕の部屋に毎日怖いのが来るんだ』と言う。『パパが追い払ってあげるよ』と言うと、毛布から勢いよく飛び出し、私の耳元で『この下にお前の子供が隠れてるぜ』と囁いた。
#呟怖
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母から聞いた実話。母は沖縄でユタと呼ばれる人だった。ある日、妹が住んでいる隣の空き部屋から毎晩、決まった時間に変な音がして寝られないと相談された。大家から鍵をかり、一時間ほどして部屋を出た母は『もう大丈夫。話はつけたから』と言い帰ったらしい。次の日から音はしなくなった。#呟怖
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私が幽霊を初めて見たのは
小学生の頃。
箱の中で眠る母にすがり付き、泣きわめく父を、母が見下ろしていた。当時は、幽霊といった概念がなかったから、不思議なものを目にした感覚だった。
そして、私も大きくなる。
今日は私のお葬式。
悲しむ父を母と二人で見下ろしている。
#呟怖
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今日は、気になっていた骨董屋に立ち寄った。『いらっしゃいませ』と幼い声。子供が店番をしている。可笑しな店もあるもんだなぁと、店内を見渡すと、瓶詰めにされた人間の鼻があった。
『ピエロの鼻』と書かれている。
『僕達、子供を殺した殺人ピエロの鼻だよ。』と店番が言った。
#呟怖
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死にます。すいません疲れました。未練とかないし、もう、疲れました。短いあいだでしたが、みなさんお世話になりました。さようなら。
#呟怖
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金縛りによくあう、だが、いつもと違う異変に気づく。五月蝿いほどに聴こえる耳鳴りがしない。静かだ。足元を見ると人の形をした黒い煙が俺を見ている。ゆらゆらと這いずり上がってくる。
咄嗟に『ヤバイ』と感じ
デタラメなお経を唱えた
体の自由がきいた
何だったんだ。
#呟怖(体験談)
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中学生の頃、ひとつ下の後輩が、しつこいほどに知りたがる。さすがに怖いなぁー、教えちゃアカン奴やー、と感じ、ずっと話をそらして断っていたのだが、ある日、学校から家に帰ると『友達が来てるよ』と母に言われ部屋に入ると、その後輩が俺のベッドで気持ち良さそうに枕を抱いて寝ていた。
#呟怖
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#呟怖
『工場』
まだ幼い頃、家の一階が工場だった。しかし普段は施錠されていた。客が来ると父は夜中に、鉄の箱を車に積み出かけ、戻ると工場に籠り、翌朝客に何かを渡す。ある日偶然、鉄の箱が少し開いていて、隙間から肉片のついた髪の毛と、血が流れ出ていた…
一体父は何を作っていたんだ…
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放課後、忘れ物を取りに戻りと、教室の窓から手を振っている生徒がいました。私は少し不思議に思いながら手を振り返すと、隣の教室にも同じ顔の生徒が立っていました。「えぇ?」見ると二階、三階…そのうち全ての教室の窓から一斉に同じ顔の生徒がこちらに向かって手を振っていました。#呟怖
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ある晩、父がゴミ捨て場で大きな人形を拾ってきた。気持ち悪いから捨ててと言っても聞く耳を持たない。その日から父の様子が変わった。毎晩、家族が寝静まるとこっそりと家を抜け出し、何処かへと出掛けて行く。気になった私が跡を追うと、人形と手を繋いだ父が楽しそうに夜道を歩いていた。#呟怖
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僕の部屋には枕返しと呼ばれる妖怪がよく出没する。その証拠に今日も枕があらぬ所に移動している。奇妙に思った僕はある日、ビデオカメラを設置して眠ることにした。翌朝、早速ビデオを確認すると、深夜にこっそり部屋に入って来て、僕の枕を蹴飛ばす祖母の姿が映し出されていた。#呟怖
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空き家と聞いていたが予想よりも綺麗だった。窓はカーテンで閉ざされて中の様子はわからないけど、庭も手入れされ、表札もある。誰かが住んでいるのだろうか。確かに空き家と聞いたが…。不動産屋に電話を掛けようとしたそのとき、玄関のドアが開いた。#呟怖
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親の仕事の関係で引っ越しが多かった。
ふと思い立ち長期の休みをとって昔住んでいた家をまわって見ようと思った。
なつかしいな、昔とちっともかわってない。
取り憑いている地縛霊もそのままだ。
事故物件を渡りあるいてきただけのことはあるな。
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友人宅へ招かれた。
友人の彼女が料理している間、のろけ話を聞かされた。
彼「彼女の料理は一味違うんだよ!
今じゃ評判の店やレストランの料理を食べても物足りない」
のろけ話に聞き飽きトイレへ。
キッチンに立つ彼女は包丁を指に当て、ポタポタポタ。
なるほどあれが隠し味か
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とある深夜。
友人の彼女が訪ねてきた。
「○○君来てる?」
いや来てないよ。
「確かめさせてもらってもいい?」
と、彼女は中へ。
風呂場やクローゼット、冷蔵庫の中まで確認し彼女は帰っていった。
事の成り行きをじっと見守る。
彼女の手の包丁をみたら声なんてかけられなかった
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年末の大掃除、普段あけない押入れを開けた。
するとそこには、3年前に別れた彼女が・・・。
普段開けないのをいいことに、そこに住み着いていたらしい。
どうやら別れたと思っていたのはこちらの方だけだったようだ。
なんか視線を感じると思ったんだよね。
おはようからおやすみまで
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朝、布団を干したまま仕事へ出かけた。
帰り際、急な夕立。
急いで家へと走る。
息を切らせて部屋へと飛び込むと、そこには。
部屋の真ん中に布団が取り込まれていた、ちゃんとたたまれて。
一人暮らしのアパートにて。
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母が遺した宝飾品はどれも古い造りだが、一つだけ若者が使いそうなピアスを見つけた。摘み上げると指から抜けて床に落ち、拾おうとして、異様なモノを見た。床から白い手が現れピアスを掴み、消えた。思わず悲鳴をあげる。床に残る血の跡。…そうか。母が父の不倫相手をどうしたかを知った。 #呟怖
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祖母の失踪に両親は何も語らない。ある日大叔父からの電話で母は泣き、「私が守るから」と私を抱きしめた。閉じた仏壇がガタと鳴った気がした。後日、今度は母が失踪。大丈夫、成功すると父が呟く。ある晩電話の後、「すまない、いっそ親の手で…」と父が私の首を締めた。仏壇の扉が開いた #呟怖
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拾った千円札には赤黒いシミがあったが、消せば使えるだろうとネコババした。水洗いでシミを薄め、アイロンで伸ばして完成。ある日駅の券売機へその札を入れると、液晶画面がプツンと消えた。文字が浮かび上がる。『ハナレタクナイ』券売機から戻ってきた札は、鮮やかな赤いシミが付いていた。 #呟怖
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ある男が動物愛護法違反で逮捕された。男は何匹もの犬の手足を切断し臓器を引き抜ぬいていた。曰く介護中の痴呆を患った母親が犬しか食べず、その為に犬を殺したらしい。母親は自宅で死体で見つかる。胃は犬の臓器で一杯で、気管の中にまで犬の手足が詰め込まれ、壮絶な表情で死んでいた。 #呟怖
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友人三人と心霊スポットのトンネルへ訪れた。中に入り談笑しながら暫く歩くと、靴紐が解けている事に気付いた。靴紐を直す。後方に足音。前方に三人。…え?体が震え、動けない。近付く足音。そして、俺を追い抜いた。姿は見えない。足音は三人を追う。アイツら…死ぬかもな。足音が戻ってきた #呟怖
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人のミイラには漢方、不老不死の効能があると信じた男。彼は自分の四肢をミイラにしてそれを煎じて毎日飲んでいた。彼は150歳まで元気に生きていたが、ある日の深夜に車に轢かれて死んでしまった。何故道を這っていたのか原因は分からない。事件現場は彼の家から数十キロも離れていたのだ。 #呟怖
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放課後旧校舎で友人5人とかくれんぼをすることになった。僕は理科室の戸棚に隠れ、もう一人の友人が教壇の下に隠れた。「もーいーかい?」「まーだだよ」「もーいーかい?」「もーいいよ」途端に廊下の向こうを黒い肉塊がけらけら笑いながら走り去って行くのが見えた。あれ、鬼って誰だっけ?#呟怖
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夕方、自宅マンションのベルが鳴ったので出ると、喧嘩した友人が立っていた。ごめんね。友人はそう言うと5時のチャイムが夕空を裂いた。次の瞬間、廊下の向こうから突如大きな女の首が現れたかと思うと、そのまま友人を咥えて連れ去ってしまった。私は溜息を吐くとそっと玄関の扉を閉めた。#呟怖
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「ミーンミーンミーン」外で蝉たちが鳴いている。窓の外を眺めると、隣の民家の木に去年心中した一家四人がしがみつきながら鳴いていた。#呟怖
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「ファフロツキーツ注意」転校先の学校の校庭にこんな看板が立っている。これって何?私は仲良くなったばかりのクラスメイトに訊ねると、突然警報がけたたましく鳴り響いた。室内に戻らなきゃ!慌てる生徒たち。やがて空から大量の犬や猫たちが降ってきた。#呟怖
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「今眼の前に白い服を着た女がいるの!」まただ。どうして幽霊はみんな白い服を着て髪が長いんだ?俺はうんざりしながら電話を切るとテレビを点けた。「現在東京上空を巨大な円盤が…中から白い服の女たちが…」は?俺はカーテンを開けた。窓一面に白い服の女がびっしり。#呟怖
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「後ろを決して見てはいけないよ」
昔から婆ちゃんに言われてきた。
暗闇で振り向いてはいけない。後ろ歩きをしてはいけない。とにかく後ろを見るなと。
1度「何故?」と問うた。
「後ろにあるものが恐怖だから。
後ろに目がないのは、それを見なければ生きられるからだ」
#呟怖
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#呟怖
『非通知』
携帯に3件非通知の不在着信があった。次に着信があったら出ようと思った矢先に非通知で着信があり急いで電話に出ると『何度も通知したのに…もう間に合わない』と言って電話は切れた…
着歴を見直すと4件死通知となっており、次の瞬間私は居眠り運転の車に跳ねられ潰された…
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漁師をしていた祖父は若い頃、奇妙な場所に迷い込んだという。そこは静かな海域で他に漁船の姿は無かった。しかし祖父が来た途端、急に空の色が暗くなったかと思うと、突如荒れた波間に無数の白い腕が現れたという。それはゆらゆらと船に近付いて来て、一斉においでと祖父に手招きしたらしい。#呟怖
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最近、息子が一人でお風呂に入れるようになった。偉いとは言え、少し心配だった私は時々息子の様子を見に風呂場に向かった。するとすりガラスの向こうで黒い影が立っているのが見えた。慌てて扉を開けると、中で黒焦げの女が楽しそうに息子の頭を洗っていた。息子は虚ろな瞳で笑っている。#呟怖
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夕暮れ時。路地の向こうからピアノの旋律が聴こえてきた。行ってみるとそこにはゴミ捨て場があり、古いピアノとフランス人形が捨ててあった。人形はまるで先ほどまでピアノを弾いていたかのごとく、鍵盤の上に両腕を置いたまま、悲しげに俯いていた。#呟怖
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祖母の家の天井裏には座敷童子が住んでいる。ある日私は天井裏に向かって「あなたは座敷童子?」と訊ねてみた。すると天井裏のそれは狂ったように奇声を発しながらバンバン暴れている。恐らく答えはノーである。#呟怖
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親切なひとだ
彼女は親身に話を聞いてくれる
携帯が鳴った。不動産屋の折り返しだった。しかしなんか変だ。明るい部屋がなんだか暗く見えるし、布の擦り切れる音も聞こえる…不動産屋にお詫びと経緯を説明すると
『〇〇さん、そこ空き家ですよ。』
#呟怖
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朝起きると指に赤い糸が巻き付いていた。
「これが運命の赤い糸か」と浮かれてその糸をたどってみた。
糸は別の棟の部屋に繋がっていた。呼び鈴やノックしても返事もないので入ってみると糸はユニットバスの便器に続いていた。蓋を開けると真っ赤なケロイド状の顔がこちらを見て笑っていた。#呟怖
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タクシーの運転手。深夜に山道を走行中に何かをはねた衝撃が。
車を降りて調べたが何も轢いていない。
再びタクシーを走らせる。カーブに差し掛かる手前で何かが視界を塞いだ。フサッと大量の髪の毛が顔にかかった。
そして誰かが耳元で息がかかるように「私、痛かったの・・・」と呟いた #呟怖
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報道されませんでしたが海岸に不思議なものが流れ着いたんです。人のようなものなんですが人とは断定できませんな、あれは。男の頭がついているって時点では限りなく人間なんですがね、その男の頭から人間の手や足が数十本も生えてるんですわ。長年漁師やってますがあんなのは初めてですわ。 #呟怖
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#呟怖
中学時代オカルト好きの友達二人と寺の墓で写真を撮ってみようとなり写真を撮ったらそこにはないはずのカカシの姿が映っていました。怖くなりその日は解散となりましたが次の日にカカシがあった場所に行くとそこには何もありませんでした。
あのカカシは何だったのか今でもわかりません。
※ミーさんからの投稿(猫獄山ID @mizuki)
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ここ近年、害獣として鹿が狩られるようになった。
そのころから森の奥深くで猟師に目撃される。鹿の角の生えた少女、人の面をした鹿など。それらはもののけの類とでもいうのだろうか。
鹿が自分の身を守るために擬態を覚えたのではないだろうか。 #呟怖
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いまの政治に異議を申し立てたい民間の為に討論の場が設けられた。持ち前の意見を議論しに来た市民たちを係員が会場に誘導した。会場は地下の密閉された空間。市民が会場いっぱいになると厚い鉄の扉が閉められた。「クリーニングを開始します」というアナウンスが流れて会場の照明が落とされた #呟怖
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夜ウォーキング中に自動販売機の前で影が立っていた。「買えねぇ..買ねぇよぅ..」といって自動販売機の前にいる。影なのでボタンを押せない。
僕はお金を入れてジュースを買ってあげた。「ありがとう…ありがとう…」といって影は消えていった。 #呟怖
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「廃墟でGO」というスマホアプリがある。これはGPSゲーで実際に廃墟探索中に端末操作で幽霊やオバケをゲッチュするゲームだ。廃墟探索中でないとゲームが起動しない。このアプリのユーザーに死亡事故が相次いでいる。廃墟は床が脆いうえ端末を見て足元を見ないので落下死が相次いでいる。 #呟怖
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家庭科室で女の子の化け物が出る。
女の子は糸のほつれたワンピースを着ていて
顔の目と口が赤い糸で縫われている。
腕には大量の待ち針が刺さってる。両手に針を持って「ちくちくちくちく」と言い背後に立つ。
振り向くと両目を針でつつかれる。
#呟怖
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算数の覚えられない生徒がいた。算数の先生はその生徒の頭をグーでいつも殴る。ある日、いつものように先生が殴った時にその生徒の首が変な方向に曲がった。だがその生徒は何ともなかった。しかし先生は殴った手の感覚がおかしくなりねじれて治らなかった。数字も分からなくなってしまった。 #呟怖
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私は入院している。奇妙なものが見えるようになった。廊下の天井に(重力に逆らうように)廊下が続いていて空が真っ赤なのだ。戦時中の負傷兵や死体袋が折り重なっている。それが広がっている。
壁をストレッチャーが突き抜けたり、裸の老人や子供が廊下の隅っこに一塊になっていたりする。 #呟怖
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「僕はイケメンが許せない」という血文字が友人の部屋の壁に書かれた。友人はイケメンであり、それを鼻にかけた様子だった。
後日、部屋で友人の顔面がくり抜かれた状態で発見された。”顔面”には”血の池”が出来ていた。壁に「これが本当のイケメンだ」と血文字で書いてあった。 #呟怖
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ゾンビサバイバルというゲームをクリアした。
ゾンビの徘徊する街から脱出するゲームだ。
特に貞子みたいな幽霊のクリーチャーが一番怖かった。
それを友達に話すと「そんなのいるわけないだろ」と言われた。
調べてみたらどんなプレイ条件でも出現しない事が分かった。 #呟怖
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深夜に彼女とドライブ中の山道でのこと。急に彼女が暴れ出した。目を白くして泡を吹き頭や腕を振り乱した。彼女の拳が僕の顔面に直撃して鼻血が出た。危ないので車を停めたらカーブ手前。その場所は動物葬儀の会社が動物の骨を不法投棄した場所に近い。動物霊が彼女にとり憑いたのだと思う。 #呟怖
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アタシの部屋の天井、北の方の一角…いつも気づくと小さな手形が付いてる。
汚れかな?と思って雑巾で拭くとキレイに落ちるんだけど、暫くするとまた付いてる。
アレ、誰が…何が?どうやって付けてるんだろう?すごく気になる…
#呟怖
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夏休みに友達と暇を持て余してた。堤防の下の濁った川で人面魚が泳いでいた。おじさんの顔をした人面魚。
友達が石を投げて人面魚の顔に命中した。
人面魚は白い腹を上にして浮いた。顔は最初に見た時と違い石を投げた友達の顔をしていた。
数日後、その友達はその川で水死体で発見された。 #呟怖
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大学に凄い美人がいる。完璧すぎる美人なんだけど異性として好きになれない要素が彼女には感じられた。いつも露出の多い赤い服を着ていた。ある日、半袖の裾から大きなゴキブリが顔を出した。胸元をゴキブリが這っている。彼女が髪をかきあげたら数匹のゴキブリがぼとぼとと机の上に落ちた。 #呟怖
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大学で初めて彼女ができた。すっごい美人だ。いつも派手好きで真っ赤な服を着ている女の子だった。初めて女性とキスをする時に僕はタイミングとかよく分からなくて、彼女が目をつむって口をすぼめたのを見たんだ。すぼめた唇の隙間からゴキブリの触覚みたいなものが飛び出て動いていた。 #呟怖
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小学校の3階の廊下が真っ赤な夕日に照らされる時。逢魔が時の手前くらいか。
5、6年生の教室があるその廊下に黒電話が宙に浮いている時がある。
その電話の受話器を取ってはいけない。ダイヤルを回すと地獄と繋がってしまうから。
空が夕焼けで真っ赤な時刻、この世と地獄の境界は薄い。 #呟怖
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如何わしいサイトから気になった女性アイドルのイメージ映像をダウンロードした。さっそく見てみたら画面が暗い。アイドルの顔が乱れている。彼女だけピントがズレていた。おかしいと思ってタイトルを検索したらそもそもそんなアイドルは存在しなかった。でも行方不明の女性の名前と一致した。 #呟怖
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一人かくれんぼをした。僕は徹底する派だ。縫いぐるみではなく等身大のラブドールを使った。押し入れに隠れてたらぴちゃりぴちゃりと足音がした。浴槽から歩いてくる。ついに見つかってしまった。そいつはビクンビクンと痙攣していた。僕は口に含んだ潮水をそいつに吹きかけてやった。 #呟怖
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村に水族館がある。無名な寂れた水族館だ。そこは怪しいおじさんが道楽で運営している。そこでジンベイザメが見られるというので行ってみた。なんとそれは人面ザメだった。ダジャレかと思っていたらその人面ザメに頭からかぶりつかれた。そうやって村の子どもを人面ザメのエサにしているのだ。 #呟怖
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私は奇病を治す名医だ。妊婦が来院した。妊婦のお腹には人面痣があった。しかし私はその人面痣を取り去ることができない。人面痣と胎児の顔が繋がっていたからだ。人面痣を取り去ると産まれてくる胎児の顔が無くなってしまう。しかし人面痣を切り離さないと胎児は産めない。苦渋の選択だ。 #呟怖
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その日僕は遅れて登校するとクラスメート全員の首がなかった。教壇に立ったままの先生は腰から上が無い。教室の真ん中にはピアノ線が張られていて血が垂れていた。それにしても変だ。ピアノ線は固定されているのにどうしてみんなの首をはねたのだろう。みんなが高速で横に動いたとしか。 #呟怖
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覚えのない妊娠をした女性。分娩室で生まれたそれは浅黒い赤ちゃんの頭部だけ。助産師の手を通り抜けてボールのように転がって部屋の隅でスッと消えてしまった。その日からである。夜な夜な赤ちゃんの頭部らしきものに無数の虫の足が生えた物体が病院の廊下を高速で走り回るようになったのは。 #呟怖
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無名な廃墟のラブホテルで妊娠中の女性が書いた落書きを見つけた。乱暴されて妊娠した恨みの内容だった。それを写真にとって面白がったりした。すると僕の部屋に同じ筆跡の落書きがされるように。「見つけたわ。あなたの子ね」やがて壁にべっとりとした血だまりが浮き出て盛り上がって来た。 #呟怖
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屋敷の壁に掛けられた美人画がある。亡き無名な画家が描いた油彩画だ。その画家は独身のまま生涯を終えた。ふと視線を感じると思ったら美人画の目が僕を追っているのだった。それがしつこかったのでズボンを脱いで男性器を見せつけてやった。すると美人画は目をそらして後ろ姿の絵になった。 #呟怖
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音楽室に飾られている肖像画。その中に無名な男の肖像画がある。その男は曲に命を吹き込むために血を使って楽譜を書いたという。生徒の間では「肖像画が血の涙を流す」と噂された。ある日若い女性の音楽教師が音楽室で着替えをしているとその肖像画から大量の鼻血が垂れて壁を汚していた。 #呟怖
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とある古びた総合病院にナースの幽霊が出るという。
その幽霊の表情をみると恐ろしさのあまり見た人は死んでしまうという。
ある夜そこの入院患者の男性は小便器で用を足していると背後に何かの気配を感じた。後ろにぴたりとついている。
振りむこうとした途中、目の端にナース服が見えた。#呟怖
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ゾンビゲームをプレイしている。ゲームに登場するゾンビも元は人間だったと思うとゾンビたちに同情心が湧いてくる。
ゲームをしているといつも体が痒くなる。痒くて体をかいていると皮膚がドロリと腐り落ちてしまった。
でもそれは重要なことではない。ゲームのクリアが一番の最優先だ。#呟怖
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瓶詰にされた内臓が古びた研究所の標本棚に置かれている。恐らくは人間の物であろう、脳から目までほぼすべての器官が揃っていた。内臓はホルマリン漬けにされていたが、細胞一つ一つが記憶するかのように細胞一つ一つの残留思念がそこに留まることで、瓶が一つの生き物としてそこにあった。 #呟怖
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僕の家には開かずの間がある。
二階の廊下の突き当たりに木の扉があって釘が打ちつけてある。
留守番をしている時に釘を抜いてその扉を開けてみた。
埃っぽくてカビ臭い。部屋の真ん中に布団があってミイラが横たわっていた。動くはずもない首がゆっくり僕に向いた。窪んだ空洞の両目が見た。#呟怖
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学校帰りにピアノの先生にピアノを教わっている。
先生はちょっと気味が悪くて家もどことなく不気味なので日に日に行くのが嫌になってきた。
先生が紅茶を入れに席を立ったとき床をバンバンと叩く音が聞こえた。
豚の鳴き声のような潰れた泣き声が聞こえてくると私はもう逃げ出していた。#呟怖
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骨董好きな友人がいる。ある日そいつが「髪の伸びる日本人形が手におえないから預かってくれ」と僕に押し付けてきた。
僕は人形を戸棚にしまっておいた。
ある夜、戸棚の扉がひとりでに開く音が聞こえたので見てみると棚の中は日本人形の髪でいっぱいになり耐えきれずに戸が開いたのだった。#呟怖
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見える人には見える。僕の通う古い学校には妖怪が沢山徘徊している。
妖怪図鑑で見たことがあるやつもいる中で、こいつはここにしかいない奴。
小学生くらいの少女の姿をして顔には布がかけられ、両手に包丁を持っている。
人間を襲うわけではなく超低級な無名の妖怪を狩っていきがっている。#呟怖
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「ブラウン管テレビの画面から貞子が出てくるのはもう古いんだよ君」
「ですね、今はゾンビブームなのでテレビの画面からゾンビが次々と出てくる映画をつくりました」
「それパニック的には怖いけど、日本人の感覚的にはあんま怖くねーなぁ」
「でも社長、後ろにゾンビいますよ」
「ギャー」#呟怖
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旧校舎の音楽室のピアノは澄んだ良い音がする。放置されている割には信じられないほど状態が良い。休み時間にこっそりと弾きに来るのが私の楽しみ。でもある日ピアノを弾いているとピアノの足から伸びた黒い手に足首をつかまれた。その手は私の足首を放さない。旧校舎では誰も助けには来ない。 #呟怖
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お盆のころ、夜の旧校舎のグラウンド(運動場)をよく見てほしい。もしかしたら見えるかもしれない。
昔の姿をした児童たちの影がうっすらと浮かび上がり夜の運動会をしている。行進する音、号令の掛け声…
でも決して長い時間見入ってはいけない。魅入られて戻ってこれなくなるから。#呟怖
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少女は夜忘れ物を取りに学校に行った。暗い校舎の中で背の低い腰の曲がった人の後ろ姿を見つけた。近づくとそれは大きなカエルであることに気が付く。目を覚ますと理科室の台の上にお腹をはだけた状態で縛られていた。カエル、鯉、理科で解剖された生き物が人と似た体をしメスを手にしていた。 #呟怖
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整形手術は失敗してはいなかった。完璧に成功したはずだ。しかし本人の美への執着と強迫観念のせいだろう。女性は手術が失敗して自分の顔が醜い怪物のようだと思い込んだ。思い込みで顔は本当に獅子面のように醜く変貌した。発狂して自分を整形手術した医師を殺害し、殺人鬼へと変貌したのだ。 #呟怖
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A君は美術が得意たっだが学校全体から苛められていた。彼は図工室で木彫りの彫刻を完成させた直後自殺した。彫刻刀で手を切ったのか血の付いた木彫り彫刻が美術室の真ん中に置いてあった。木彫りの彫刻と彼の血と美術室のオブジェが偶然に黒魔術的な配置を作り学校の生徒が次々と事故死した。 #呟怖
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バスケ部にいじめがあった。下手な部員の顔に皆でボールをぶつける。ボールが顔にのめり込んだと思ったらその部員は亡くなってしまった。
全員が隠ぺいした。大会でのこと。イジメの中心人物がシュートを決めようとした。ボールに亡き部員の顔が浮かび上がり「止めてくれよ」といった。 #呟怖
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下着泥棒の男。彼は家でその日の戦利品をご機嫌で眺めていると妙なことに気づいた。女性ものの下着から毛が生えている。下着から直に生えているのだ。日に日にそれは剛毛になった。男は今その下着の処分に困っている。霊媒師に持っていくべきではないだろう。男は女性の下着恐怖症になった。 #呟怖
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ここも昔と風景がまるで変ってしまった。大きな交差点の一角に石碑があり文字が刻まれている。
「昔ここで6人が斬首になった」といった内容。近代的な交差点だけど夜には生首が浮遊していたり
首のない落ち武者が当時の決戦を再現するかのように刀を振り回している姿を見る。 #呟怖
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神社の夏祭り。人混みにはずれてひょっとこの仮面をかぶったおじさんがいた。
寂しそうなのでリンゴ飴をあげた。「お嬢ちゃんありがとうね」
顔の仮面をずらすと隙間からタコの触手がにゅるっと出てリンゴ飴を受け取った。 #呟怖
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インターネットのチケット販売ぷあ(仮)でコンサートのチケットを注文していた。注文確定ボタンを押す直前で画面が一瞬切り替わったが注文ボタンを押してしまった。背後で声がした。振り向くと死神がいて「チケット購入が完了しました。お前の地獄行き片道切符のな!」といって鎌を下ろした。 #呟怖
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昔どうしても好き嫌いのある男子生徒が給食を食べれず居残りをさせられていた。
給食を目の前にいつまでも帰してもらえない。食べたら吐いた。
やがて学校に来れなくなった。食べることの恐怖でガリガリに痩せた。
教室の隅にガリガリの彼が蹲っているのが見えるが彼は学校に来ていない。 #呟怖
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棺桶くらい狭い脱出ポッドで宇宙に放出された。地球到達まで数年かかるのでコールドスリープに入ろうとしていた。カサカサと音がする。それは異星から紛れた昆虫、繁殖能力が異常に進化したゴキブリやムカデだった。それがポッドの中いっぱいになるまで数時間もかからなかった。逃げ場はない。 #呟怖
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心霊を信じない芸能人を集めて心霊番組を作った。心霊スポットの某廃病院に懐中電灯を持たせて芸能人一人ずつ検証に行かせた。不思議な事に心霊を信じていない人達なのに怖がっている。何に怯えているのか?芸能人はカメラのないところで次々と消えてしまった。芸能人は消えれば忘れられる。 #呟怖
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包丁を何度も突き刺す仕草の影。まるで映画のサイコを連想させる仕草だった。そんな影を目撃した。ボロアパートの塀に映し出された。夜の暗い路地でなぜ影が見えたのだろう。電灯で照らされたのかもしれないが影だけで人の姿はなかった。翌日一人暮らしのOLが惨殺されているのが発見された。 #呟怖
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工場に幽霊が出る。以前働いていたおじさんが頭を機械に巻き込まれて亡くなった。それ以降、残業していると工場の隅によく現れるようになった。作業服を着ていて顔の半分が無いおじさん。職員が作業をしていると後ろからそっと近づいてきて背後から抱きついて機械に引きずり込もうとする。 #呟怖
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山奥にある廃村に友達と行った。
荒れ果てた家々の壁には漢字に似た見たこともない文字がびっしりと書かれていた。
廃村で一番大きなコンクリートに囲まれた窓のない建物に入ってみると白装束を着た人々が正座して髪を振り乱していた。
彼らは正座しているけど空中に浮いていた。 #呟怖
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僕は東京のボロアパートに一人で住んでいる。バイトに行こうとすると玄関に真っ赤なハイヒールが揃えて脱いであった。合コンで帰る時にも赤いハイヒールが脱いであり「これ誰が履いて来たん?」という話に。
夜道を歩いていると誰もいないのに後ろからコツコツとハイヒールの足音がする。#呟怖
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小学生の夏休みにお寺で開催された空手教室の合宿。少し練習したらあとはバーベキューしたり遊ぶだけ。夜寝ていると足元から赤ちゃんの泣き声が聞こえた。布団をめくると「こぶとり爺さん」みたいに顔の頬に大きなこぶの付いたおじいさん。体は赤子。僕の脚に巻き付いて赤子の声を上げていた。 #呟怖
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クラスのガキ大将のD君はカブトムシを捕るのが上手い。でもカブトムシの飼育はちゃんとしないでいつもダメにしてしまう。カブトムシのお墓も作らないで捨てたままにしておく。ある夜D君とカブトムシを捕まえに行ったとき、空から巨大なカブトムシが飛んできてD君を空に連れ去ってしまった。 #呟怖
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いつも出かけるときに玄関で靴を履こうとすると靴の中からゴキブリが出てくる。
それも毎日、同じ靴から #呟怖
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さびれた古いバス停がある。バスの利用客はあまりいない。雨の日に男の子がバス停の椅子に座って泣いていた。
慰めてあげようと声をかけた。男の子が顔をあげると彼の顔は青白く目が真っ黒だった。袖をつかまれると金縛りになってしまったが気が付くと男の子は消えていた。袖は濡れていた。 #呟怖
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通勤中徒歩で通る裏路地に謎の施設がある。塀に囲まれた大きい病院のような建物だが看板が見当たらない。普段は人気がないけど今日は寝間着姿の男が頭を抱えて絶叫していた。近所迷惑だな。帰宅してアパートの自室に入るとその男がいた。うずくまり頭を抱えて絶叫していた。苦情くるなこれ。 #呟怖
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あるピアニストが自分の才能に限界を感じた。指が短いのだ。離れた鍵盤をもっとスムーズに叩ければ難解なピアノ曲をいとも簡単に弾けるだろう。
ピアニストは医者に頼んで手術してもらった。自分の足の指を手のそれぞれの指の先端に接合することで彼は難解な曲を弾きこなした。 #呟怖
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歩いていると塀に魚が埋まっていた。更に歩いていくと男が塀に埋まっていて「出してくれ」といっている。男の手を引っ張って塀からひっこぬくと、彼の下半身は人間の体の一部や臓器、性器、顔が融合していた。ずるずると引っ張り出すごとに原形を留めない形になったので私は彼を放置して逃げた #呟怖
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人目のつかない高架橋の下。昔ヤンキーが喧嘩で殺傷された現場は地元の間では有名。
そこで霊を連れてきてしまったみたいだ。夜自室で寝ていると全身タトゥーでパンチパーマの幽霊が
「んじゃコラァ」とガンを付けてくる。ただの幽霊でさえ怖いのにそれが地元のヤンキーとなると怖さは倍だ。 #呟怖
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深夜、高速のトンネルを車で走行中にボンネットに「ボン」と何かが飛んできて血がはねた。
女の生首がボンネットの上に乗り私を見ている。「ギャー!」ふとバックミラーを見ると
首のない女の体がすごいスピードで走って車を追いかけて来る。車と同じ速さで走っている。 #呟怖
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薄暗くなって帰宅。「晩ごはんの準備するぞい」といつものように台所ののれんをくぐろうとした。
フサッとしたものが顔にかかった。のれんの向こうにあったのは髪の毛の束だった。
上を見ると女の顔だけがあった。 #呟怖
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ハードディスクから異音がする。大切なデータがたくさん入っているのに。。。
「カッカッ…ウシシシシシ….ウシシシシシ….」変な音だ。それに変な臭いもする。
「ウッシッシ….ハハ…ウッシッシ….」それが耳元で聞こえてきて人の笑い声なのだと気が付いた。 #呟怖
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美術準備室に籠り美術教師はトルソを制作し続けた。
艶めかしく肉感的なトルソは石膏ではとても出せない質感を出していた。
ある日清掃をしていた生徒が誤ってトルソを倒してしまった。
一部欠けたトルソの中に骨と髪と干からびた皮みたいなものが見えた。 #呟怖
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お兄ちゃんがまた消えた。
普段から神出鬼没の私の兄だが、今日こそは家にいるはずだったのだ。課題が終わらないと嘆いていた。朝、両親と3人で出かけて帰ってきたら、鍵は開いているのに兄がいない。ホラゲ実況者になりきって捜索してみるが、やはりいない。朝は無かった兄の靴もあるのに…#呟怖
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最近、友達がおかしな事を言ってくる。ズボンがずり下がるって。気のせいだって笑ってやってるんだが、友達は今にも泣きそうだ。
最初は、痩せたからかと喜んでいたらしい。でも小さいサイズの服を買っても、ベルトをしてもずり下がるって。ああ、だから今日は上下繋がってるサロ…うそッ!?#呟怖
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#呟怖
『タクシー』
終電を逃しタクシーを拾った
最近は、車載カメラが付いているから犯罪も減ったでしょ?と運転手に話しかけると、運転は私の場合は犯罪防止では無いんですよねと言って車を暗がりに急停車させ、このカメラはね…趣味を後で楽しむ為に付けてるんだよと言って包丁を取りだした…
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一階でエレベーターを待っていると、非常階段を誰かが降りて来る音がした。挨拶くらいしなきゃな、と顔を上げると、降りて来たのは異様に頭の長い腰の曲がった人物でカメレオンのように巨大な目玉でコンバンハ、と私に挨拶する。やがてエレベーターが到着するとその人物は再び階段を上がって行った。#呟怖
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眼の前の鉄塔にランドセル姿の子どもたちが登って行く。「危ないから降りておいで!」私が注意すると隣にいた老人が「この街ではよくある光景だよ」と呟く。「ほれ、見てごらん」老人の指差す方を見上げると鉄塔に登った子どもたちが一斉に脱皮して、空へと飛び立つのが見えた。#呟怖
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ハイヒールさんと呼ばれる妖怪が出没する。何でもある道を歩いていると突然背後から靴音が聞こえ、道を譲らないとどこまでも追いかけて来るそうです。私は塾の帰りにある道を歩いていると突然背後から靴音が聞こえました。道を譲ると無数のハイヒールの脚が私を追い抜いて行くのが見えました。#呟怖
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「うちには髪の伸びる人形より、もっと凄いのがある」放課後の教室で友人が得意げに言うので皆で確かめに行くことになった「イラッシャイ」暗い廊下から母親らしき女性が現れる「ミンナ、ユックリシテッテネ」妙な動きの母親はそう言うと押入れの中へと入っていく。「ね、凄いでしょ?」#呟怖
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この街に引っ越してからというもの、街の至る所で黒いマント姿の男たちをよく目にする。しかもなぜかみんな逆さまの状態で木や電線にぶら下がっている。あれは何?子どもたちに訊ねると「何もしなければ大丈夫」と答える。やがて五時の鐘が鳴ると同時に男たちは一斉に空へと飛び立って行った。#呟怖
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おかあさんが泣いている。
おかあさんは私の手を握っている。
坂道を下る。
田んぼの脇の細い道を歩く。
おかあさん。
その先には、大きい池しか無い。
ああ、とうとう棄てられるのか、と、思った。
夏には蛍が沢山居る。
#呟怖
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道端で女の子が泣いている。
辺りを見回してみるが、親らしき人物はいない。
「どうしたの?ママは?」
「ママ…」と言ったところでしゃくりあげてまた泣き始める。
「ママ、いないの?探してあげよっか?」
女の子が腫らした目でこちらを見た。
「あのね、ママに殺されたの」
#呟怖
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最近、仕事中に貧乏ゆすりに似た音がする。右耳からイヤホンで『怖い話』を聴いてるから余計に怖い。
ある日周りを見渡してみたら、音源は美人で人気のある女性社員。嬉しそうに何かを踏んでた。
よくよく見たら、恍惚の表情で彼女の脚にしがみつく半透明の男…
死んでも主従関係かよ…
#呟怖
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住宅街を歩いていると少女が一人俯いているのが見えた。足下にはダンボール箱があり、そこから仔猫が一匹顔を覗かせている。僕は暫く眺めていると、やがて少女は大口を開けてその仔猫を丸飲みしてしまった。え?僕はその場で固まっていると少女は満足そうゲップして住宅街へと消えて行った。#呟怖
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#呟怖
『呟怖』
呟怖と言うイベント、本当は現世を彷徨う私を含めた魑魅魍魎達がSNSを使い、怖い話しに興味を持つ方、即ち死に少しでも興味のある方を探し出す為のイベント……
あと1時間弱のイベント終了後に、ハートマーク(いいね)を押して頂いた数の日数分、寿命を頂きにあがります…
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LINEで出回っている「デスタンプ」というものがあるらしい。
このスタンプを3回見ると死んでしまう。呪力の高いイラストレーターが作成したスタンプだ。
一見すると可愛いキャラクターだが色の組み合わせ、形が暗号を生み出し、サブリミナル効果で見た人が自殺してしまうのだ。 #呟怖
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X県にある古い○○デパートの三階のエスカレーター。途中で足元に鎌を持った手が生えてきて乗っている人のアキレス腱を切ってしまうそうだ。
だからそのデパートに行くときは足首を隠した格好で行かないといけない。 #呟怖
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昼下がりの公園
子ども達は楽しそうに遊んでいた
影踏みか…懐かしい
私も遊んだなぁ…あれから何十年経っただろう…
今では疲れ果てたサラリーマン…
誰も私なんか気にしない
ふと一人の男児が駆け寄ってきた
『おじさんはなぜ影がないの?』
あぁ…誰も気付かないのは当然か…
#呟怖
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まだビデオデッキとビデオテープが主流だったころの話。僕はレンタルビデオ屋にエロビデオを借りに行ったんだ。だいたいそういうビデオって店の奥まった場所にあるよな。棚からお目当ての物を手に取ったらさ、隙間ができるだろ。そこから目がじっと見てたんだよ。おかしいだろ。壁しかないのに #呟怖
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残業で深夜に帰宅して風呂に入っていた。髪を洗って嫌なことも疲れも洗い流そうとした。視線を感じて、振り向いたら人が浴槽に浸かってた。白くてぶよぶよした人だった。その人が立ち上がろうとしたんだけど、ドロドロと皮膚が溶けたみたいに骨から剥がれ落ちてお湯に溶けちゃった。 #呟怖
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あの稲川淳二の有名な怪談と似た体験をした。入院したんだけど病室の枕元から「リア充をぶちころせ~リア充をぶちころせ~」っていう声がするんだ。それを毎日寝るときに聞いていたらさ、待合室とかでカップルを見ると耳元で「リア充をぶちころせ~」って声がして本当にもう ろしたくなるわけ #呟怖
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痛さとか熱さとかすべて忘れた、冷たい肌の女が部屋にくる。わたしをあたためてちょうだい。お願い。帷子を脱ぐ姿に、私は凍り付く。布団に潜り込まれると、骨まで寒さが染み込んでくる。しかし顔は、とても好みだ。すべらかな肌は、粉雪のように私を包み離さない。好きだよ。女が嗤う。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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ブラジルにいる夢を見た。嫌な男に言い寄られ、友人が銃声に倒れて血を流していた。慌てて帰国への荷造りをしていると、目が覚めた。変わらぬ現実にホッとしていたところ、聞きなれない爆発音。ラジオから、ラテン系の言葉でアナウンスが流れる。痛い。撃たれたのは。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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ぬくもりを交わしたあと、眠る恋人の未だ潤む唇から、長い触覚をはやした虫が這い出してきた。ああ、あれは魂だろうか。ならば戻さなくてはいけない。私は虫をつかんで、恋人の口に押し込んだ。息を詰まらせ、冷たくなった。僕の背中に貼り付いた虫は刺青となり、今夜も哀しい声で啼く。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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廃校には、思い出と、幽かなものが住んでいた。きゃいきゃい、あはははは。賑やかでいて冷ややかな少女の歌、踊りはいつも調子はずれ。そこにやってきたよそ者が、これ幸いと写真を撮る。撮ったそばから、少女は消える。いままでにない悲しみと、いままでにない苦しさに、唇をゆがめながら。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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水琴窟にこびとが住み始めた。ほどよく涼しく、身を隠すのに快適なのだそうだ。家賃はもちろん、お支払いします。毎朝枕元に、ミミズを乾かしたやつとか、なにかわからない草の根っこ。ためしに近所にある薬局へ持って行くと、売ってくれと店主に言われた。いい小遣いに。あれ?サイレン? #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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古いお堂に住む、絣の浴衣に兵児帯を締めた男の子。瞳がまるでレモンみたいに黄色くて、きれいで、いつも微笑んでいた。私は学校でも家でもひとりぼっちで、居場所がなくてよく通っていた。引っ越す日、あの子が見送りにきてくれた。パパは残った。あの子はずっと、パパをにらんでいた。 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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ぱちん、ぱちん。爪を切る。あたしは深爪が好き。ネイルは嫌い。伸ばした爪は、もっと嫌い。だからあんたも大嫌い。にやにや嗤う、歯のない女が、痩せた男の爪を切る。男はもうすぐ、牛になる。角を生やして、牛になる。もうもうとなく、牛になる。「いらない爪は、燃やしましょう」 #呟怖
※青山藍明さんからの投稿(猫獄山ID @rangming)
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本コメントをもちまして、呟怖王 2017 SUMMER の募集を締め切りとさせていただきます。たくさんのご応募ありがとうございました!ฅ•ω•ฅ
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